国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   勝負の時期   はっピー

 京都の中学三年生の、男子にとって2月という時期は、重要である。なぜなら、私学入試、公立適性検査、公立推薦入試、そしてなによりバレンタインデーがあるからである。 今年のバレンタインデーは、日曜日だったので、15日の月曜日から19日の金曜日までが、チョコを貰える可能性があると男子が勝手に噂している期間である。しかし、15、16日は、公立適性検査、推薦入試のため私は、一部の男子は、学校に行けず何処かそわそわした雰囲気であった。私も、その一人である。 17日の朝。 私が、登校するといつもより早く来ている男子が多い。また、しきりに、机の中を覗いたりしている者もいる。どことなく皆、目がギラギラと光っていた。たぶん、私もその一人だったと思う。しかし、チョコを貰える男子というのは、たいてい、クールというか、常に平常心を保つことが出来る男子である。私の学級では、チョコを貰えた男子が、16人中、3人という悲惨な結果に終わった。
 平常心を保つための方法として第一に、自分が平常心を保てなくなる事をしないことだ。
 第二に、常にポジティブに考える事が必要だと思う。なぜなら、いつも同じような気持ちでいることが出来るからだ。ポジティブに考えることで、たとえ、失敗したり緊張したりしたとしても、すぐにもとの気持ちに戻すことが出来るからだ。100メートル世界記録保持者のボルト選手は、スタート前でも緊張しないという。むしろ、今から遊びに行くような感覚でスタート地点に立つのだそうだ。これも、ポジティブに考える事が出来るから緊張しないのだと思う。
 確かに、何事にも挑戦してみる事は、良い。非日常にさらされることによって身につく事もたくさんあるからだ。しかし、病は気からということわざがあるように、非日常にさらされると、気が動転したり、落ち着かなくなったりすることが多い。だから、平常心を保ち状況を見極めてから行動することが大切だと思った。

   講評   huzi

 受験シーズンの真っ最中の「勝負」とは、チョコレート争奪合戦(!?)だったのですね。14日が日曜日の場合、勝負が翌週に持ち越しなんだ(笑)。一週間も待ち続けなければならないのは、試験の結果だけではないのか。はっピーくんは、チョコ勝負にdしっかり合格。よかったね♪
  平常心を失ってはならない。チョコレート勝負の導入をテーマ設定にうまくつないだね。
   ボルト選手【伝記実例】は、すごいなあ。一瞬の勝負に遊び気分で臨むことができるのですね。ふだんの訓練の賜物かもしれません。遊び気分の陰にたぶん、もの凄い努力があるのだと思います。
  平常心を保つ、の反対意見として「何ごとにも挑戦してみる」というのは、これでいいかな?
 平常心ばかりでは、人生つまらないね。と、電話で話していたことを文章化すると、ちょっと違うニュアンスの文になるのでは。
 項目はすべて◎。あわただしい中、よく頑張りました!!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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