創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
もしも… さくら
もしも日本がバスの運転手も駅の駅員の方も外国人、お店の店員も半分ぐらいが外国人、友達にも日本人以外のひとが多い、そんな国際都市になったら私はその人たちと日本人同士でいるような自然な雰囲気になれたらいいなと思う。
今日本の国際化が進んでいる。小学校の授業で英語をとりいれることがはじまっていることからもいえることだと思う。しかし小学生から英語を習っても、受験やテストのために勉強しても、それを使わなければ何に役立つのであろうか。もしかしたら私が社会人になるころには会議で百パーセント英語のなるのかも知れない。果たしてそのとき私はネイティブスピーカに堂々と話したいことが話せるだろうか。私の通っている学校はインターナショナルスクールに隣接している。だから登校中、いろいろな国の人に合う。インターナショナルスクールの先生や生徒が「hello.」と挨拶をしてくれてもわたしは「ハロー。」と小さな声で答えることしかできない。挨拶程度だったら何とか話せるが少し長い話をされたら焦ってしまって、くびを振って答えられないかもしれない。それには2つの理由があると思う。一つは日本の学校で使う英語の知識が足りないこと、だから単語も分からず、さらに実際に会話するときに使う英語も分からない、もう一つの理由は自分の英語に自信がないことだと思う。英語を始めて何年かたつがまだまだ分からないことが多く会話ができない私でも、知っている単語くらいはあると思う。でも話すことができないのは通じるかなと心配してしまうからだ。前にテレビで見たときオーストラリア人に日本語話せるかと聞くと「すし。」「ありがとう。」とまるでその言葉が自分の得意科目であるかのように話していた。その自信が日本人には足りないらしい。
わたしもインターナショナルスクールの人たちと話してみたいし、仲良くなってみたい。それには言語も学ばなくてはならないし、文化で違うところもあるのだから理解して逆に自分が知っている文化以外の文化を教えて欲しい。私の学校は何もしていなくても、世界にはさまざまな文化があるからインターナショナルスクールのまわりにきれいなかざりつけがされていることがある。
もしも私が他の国の人と普通に会話できるようになったら外国ではとても盛り上がっているハロウィンパーティに出席してみたいと思う。
講評 jun
教室でも説明しましたが、「文化を教えて欲しい」という受動的な願望だけでなく、自分も日本の文化を広げていきたいという能動的な願望も加えてみましょう。
また、最後の「もしも」は、最初の「もしも」と同じ内容にして、今度は前向きな強い意志を書いていくといいと思います。
▲漢字に直せるところは漢字にしましょう。
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