国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
雑草 サッカー少年
私の家は自動車がやっと通れるぐらいの路地に面していて、道ばたには草が生えている。そこの道では女の子や小さな男の子が草の葉をひっぱているのを私はよく見かけた。彼らはこの路地で地球のかけらを発見していたのではなかったろうか。「あんたは雑草の花のようですね。」などと言われたら、九九パーセント相手を間違いなく怒らせるに違いない。しかしこの子たちなら残りの一パーセントに入るだろう。ぼくは雑草が好きでもあるし、きらいでもある。どうしてかその理由を書いてみることにする。 ぼくは結構人をからかうのが好きだ。「悪〜」って言う人も結構いるだろう。ぼくがからかいの中で一番好きなのは、ざっそうとして生えているネコジャラシで前にいる友達をコチョコチョっとくすぐることだ。ネコジャラシは無料でとても面白いからぼくは、このからかいがやめられない。ネコジャラシのエピソードを一つ紹介しよう。あれは去年の夏ごろだった。サッカーの帰り道、ぼくは道ばたに生えているネコジャラシを見つけた。十本くらい生えていてその中のがんじょうそうなやつを一本見つけて手に取り、相手の首をコチョコチョとくすぐった。すると友達はこっちを向いて、「やめろよ、小野。」と言いながらも、その子は生えているネコジャラシを一本取り、「お返しだ〜」と言ってぼくの首をくすぐってきた。ぼくは、「なら勝負だ。」「よし、いいぞ。」バトルが始まった。ルールは簡単、先に相手の首をくすぐった方が勝ち。そして始まった瞬間、「やめなさい。」と監督の声が聞こえた。そこでぼくたちの戦いは終わった。 でも、ぼくは、雑草がきらいな時もある。それは家の周りの草むしりがあるからだ。ぼくは一度、雑草の強敵を目にしたことがある。それは、ぼくの身長をはるかに上回る高さ二メートルくらの雑草だった。ぼくはびっくりした。その雑草は根っこの力も強かった。ぼくが本気で力を入れないとその雑草はぬけなかった。ぼくはもう二度とこんな強敵はごめんだと思った。 以上のことからまとめると人間にとって雑草というのは、必要のない物かもしれないが、こうやって遊び道具になることもあるのだとぼくは思った。
講評 nakami
お清書、暗唱問題、がんばりました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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