創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張したこと   しずえ

   僕は6年生の時、「6年生を送る会」という発表会でピアノの演奏を
 任された事がある。ステージに向かう時は緊張がすごくあったと思う。
 まあ、その時は何を考えていたか忘れてしまったのだけど、
 「ミスしたらいけない、イケないんだ」
 これだけは、鮮明に覚えている。いざ、弾こうとすると指が動かせない。
 自分の体が一気に熱くなり風邪でもあるかのように思えた。しかし、や
 らないといけない。そう思った時、ふっと指が軽くなった。そのとき、
 指が勝手に動き始めたのだ。意味が分からなくて、ゴチャゴチャになっ
 ている、自分の頭。まるで、宇宙空間にいるようだった。
   しかし、発表が終わったら、どうだ。頭の奥のモヤモヤがふっとき
 えて、代わりに清らか100%のスッキリが脳内全体を駆けていた。すごい 
 快感を覚えた。人々は、このような快感を求めるのではないか。ある会社
 で、プランを任される。一生懸命に仕事をする。結果、達成感と報酬を
 貰う。報酬はどうでもいいのだが、達成感は特に重要である。だんだん
 と積み重ねると、習慣や技術を得ることが出来る。当然、一回だけの体験
 も必ずある。その時、今まで溜めて来た技術を発揮する時なのだ。緊張は
 「上手くいくだろうか。」などの、不安が高まっている時なのだ。だから、
 それを乗り越えると緊張するだけ同じ量の達成感が返ってくる。
   だから体験は積んでおく必要があると思う。今まで解けなかった問題
 が解けた、というような小さな達成でもいい。塵も積もれば山となるとい
 うように、いつか自分の全てを出す時がくる。僕もその時が来るまでに、
 たくさん経験を積んでいきたいとおもっている。

   講評   kira


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