国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   集中する   ちな

 私は、集中して物事を見たり聞いたりしたい。そのための方法として第一に、中心となる人に協力することだ。邪馬台国を治めた人に卑弥呼がいる。卑弥呼は占いによって、国を平和にした。卑弥呼は邪馬台国の女王だったが、人前にけっして姿を現さなかった。それでも人をうまく信頼させた。卑弥呼が政治をうまく行えたのは、占いの技術もさりながら、補佐してくれる弟など、協力してくれる人がいたからだろう。中心となる人に協力することは、自分にも良いこととして返ってくる。
 また、毎年私の中学では、新入生歓迎会というのをやっていた。この時、部活の紹介をする。新入生歓迎会は盛り上がるので、なかなか静かにならないことがある。中学二年生のときは、その時の中学一年生が、まったく関係ない話を大声でして、近くにいた私の友達がかなり怒っていた。中学三年生のときは、室内楽部の演奏中、かなりうるさくなってしまったらしい。私は演奏していたのであまり気づかなかったが、なんとなくさわがわしい感じはしていた。後から聞いた友達の話では、室内楽部の演奏した花のワルツに合わせてライトを振るのに、どうすればいいかずっと話し合っていたらしい。花のワルツは一拍ずつ振るには速いし一小節ずつ振るには遅いということだろう。これによって室内楽部の演奏はうまく聴けないほどだったそうだ。会場を盛り上げたいのは分かるが、緊張してやっている舞台の中心である演奏者
に失礼にならないようにするべきだ。中心となる人に協力することは大切だ。
 また、第二の方法としては、他の観客に対し、気を配るということだ。この前、室内楽部で定期演奏会を行った。この時、お客さんにアンケートを書いてもらった。アンケートの中に、三歳位の小さなお子さんが、ずっとうるさかった、という内容のものがあった。子供だと演奏中は静かにするべきだ、ということは分からないだろうが、親が注意したり外に連れて行くなどすれば、ほかの観客の人はまた静かに聴くことができただろう。気を配ることは大切だ。
 確かに、積極的に参加し、盛り上げたほうが楽しい場合のある。しかし、「私たちの幸福が、ほかの人々の不幸によって支えられているのであってはならない」という名言があるように、周りに迷惑をかけない楽しみ方をすることは、大切だと思う。

   講評   takeko

とてもいい清書になりましたね!少しの書き加えもきちんと入れられました。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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