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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   アルファルトの道路   シャドウマリオ

 私が市場へ行く道は、いかにも自然発生的な細かいやさしい道だ。だが、その道は最近アルファルトがしかれてしまった。かごを下げて歩いてみると、いかにもむんむんして照り返しがきつい。ほとんど車も通らない昔ながらの通り路のようなものまで舗装する必要はあるであろうか。いちおう歩きやすい道ではあるが、幅一メートルありやなしのこんな細道がベタッと黒くアルファルトを塗られているのはいたましくさえある。しゃれた石、虫の死がい、雑草の華麗な花、ラムネビンの破片、石炭のかけら、鳥の羽など道にはいろいろなものがあった。道が一番道らしいのは人間の暮らしをあたたかに支え、いろいろなものを発見することのできるふみしめられた道である。(要約)ようやく要約を終わった(ダジャレ)僕はこのお話を読んで思ったことは最近は道路が非常に増えているのだと思った。
 僕の家の近くに小さな林がある。そこにはきれいな小さな川が流れていて深さは浅く、なかなか冷たく夏では泳げるのである。だがその林のそとはアルファルトがしかれた道路があるのだ。その道路には芝生や木があってきれいだが花などは一切も咲いておらず少しひどいところもある。その林では木がたくさんありまるでジャングルみたいなところである。クモやトカゲもいて自然的な場所だと思える。林を歩いていると木の枝にかすりこそこそとなかなかいい音が出るのだ。だが、最近は少しずつ気が一本一本へっているのだ。たぶん、住宅地や道路を広げるためだと思う。
 僕は、日本に住んでいるころでは空き地で野球をしたり、サッカーをしたり、鬼ごっこやかくれんぼをしたりなど毎日空き地で遊んでいたのだ。だがこの前、空き地で遊ぶのを禁じられたのだ。なぜなら、よくマンションに当たったり、ガラスを割ったからだ。それから、そこにアルファルトをつけるらしいからだ。僕の考えだとたぶんそこの空き地をパーキングか住宅地にするからだと思う。僕はとてもショックであった。世界中どこでも自然をとって建物を建てるのがとてもいけないことだと思った。地球温暖化が近づいているのに自然を取るのは最低なことだとわかった。
 「窮すれば通ず」とことわざもあるがぜんぜん地球温暖化のことを考えていないのでこれからは真剣に考えたほうがよいと思った。人間にとって自然とは欠かせないものだとわかった。なぜなら光合成を出来るのは植物だけだからだ。

   講評   ogi


 シャドウマリオ君、こんにちは。

 家の近くに、泳げるほどきれいな川があるのはすてきですね。木々をふみしめる良い音を感じると、自然そのものを感じているような気分になります。住宅地や道路を広げるために、少しずつ木が減っていくのはさみしいですね。
 最近、東京では、あいている土地があるとすぐにマンションや駐車場をつくってしまうらしいです。空き地にしておくよりも何か建てるほうがたしかに経済的には優れているかもしれません。しかし、子供の遊び場はどんどん減って、外で遊ばない子供がますます増えてしまいますね。結果としてそれは、将来大きな問題につながっていくでしょう。また、四段落目でシャドウマリオ君がじょうずにまとめているように、環境にも良くないことですね。子供のためにも、環境のためにも、自然とうまく付き合っていかなければなりません。
 今日の作文の中では、「木を見て森を見ず」などもうまく使えるかもしれませんね。「窮すれば通ず」は、思いもしないうまい解決が見つかったときのほうがぴったり使えるようです。

     

<表記>
*僕はこのお話を読んで思ったことは最近は道路が非常に増えているのだと思った。→僕がこのお話を読んで思ったことは、最近は道路が非常に増えているということだ。
*少しずつ気が一本一本へっているのだ。→木が一本ずつ減っているのだ。
*そこにアルファルトをつけるらしい →そこにアスファルトをつくるらしい

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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