創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   狂犬病と闘う   ここた

 ぼくが、この話しを読んで一番すごいと思ったところは、パストゥールが四十年の研究で今まで誰も見つけられなかったヒトの狂犬病の予防を自分で発見するまで努力を続けたところがすごいと思いました。
 ぼくは、幼稚園の時に一度だけインフルエンザになりました。熱が高く、点滴などで苦しみましたが、点滴のおかげで数日で治ることができました。それからインフルエンザには、かかりにくくなりました。点滴の時は苦しかったので、
「いつまでこの点滴を続けるのだろう。」
と、心配でした。
 ぼくの時は、治ることがわかっていたけれど、この少年は、治るかどうかさえわからないものを長く続けたなんて、どんなに不安だっただろう。とても勇気があると思いました。  
 もしも、ぼくがこの少年だったら、よくわからないウイルスを体の中にわざと入れるなんて、とてもこわくて断ってしまうと思います。
 ぼくは、この話しを読んで、今も治る方法がわからないいろいろなウイルスの病気が、この話しのように一回かかると二度とかからなくてすむような病気になると良いと思いました。

   講評   sugi

 感想の中心をはっきりさせることができました。すごいと思ったポイントを、きちんと説明したね。「すごいと思ったところは……ところがすごいと思いました」という文は、「すごいと思ったところは……です」または「……というところがすごいと思いました」という形にしましょう。
 インフルエンザにかかったときのことを「前の話」として入れることができました。病気にかかったときの苦しさを思い出して、狂犬にかまれた少年の気持ちと重ね合わせて考えることができたね。さらに、ここた君は治るとわかっていたけれど、少年はそうではなかったという、二人のちがいについても考えることができました。
 まとめも立派です。現在でも、ウイルスの病気をすべて治せるわけではないものね。さらに研究が進んで、病気で苦しむ人がいなくなるといいね。

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