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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いま日本の都会では   MAXやまびこ

 今、日本の都会では、路上でモノを売る人を見かけることがほとんどない。たまにあっても、ヒッピーのアクセサリーとかワゴン・セールとか、朝市とか、いかにも特別な売り方で、ただなんとなく道端に立っていたりしゃがみこんだりして客を待つという売り手がいなくなった。そこで、私たちは、人間的なコミュニケーションを大切に生きていくべきではないか。
 そのためには、第一に、人とのふれあいを大切にしていくことである。自分たちでは、学校で、保護者や先生などにあったら、「こんにちは」というように心掛けている。このように人と触れあうことは重要である。
 第二には、社会自体も機械に頼らず、人間同士の触れ合いを重視したものとしていくことである。伝記で例えると、坂本龍馬は、異国のことに興味があって、実際知っている人たちに何度も何度も話を聞いて異国のことを知ったらしい。このように人間の触れあいを重視すべきである。
 確かに大量生産や大量販売は、豊かな社会を生み出した。しかし、私たちは原点に戻って社会の基盤となる人間のコミュニケーションということに目を向けるべきである。「経験は、最良の教師である。」という言葉がある。人間が成長するための貴重な経験は、人間との出会いの中に多くあるのではないだろうか。

   講評   kira

 MAXやまびこくん、こんにちは。ごったがえす人の群れ、売り買いの人の声、路上にあふれる野菜や穀物。こういった光景を、たとえば映画などで見ると、自分には体験がなくとも郷愁を抱きます。それは、こういった人間同士のふれあいを求める気持ちが本能のようにあるからでしょう。
 今の時代は、近代化、合理化、スピード化、機械化とテンポよく事が運んで、人間疎外が起こっているようです。子供たちは、勉強だけしていればいいように保護されて育ち、対人能力を磨けません。挨拶も出来ないようなことでは、社会生活が心配なことになります。
 伝記実例では、坂本龍馬の生き方を考えました。あの時代がそうさせたのかもしれませんが、人と人との熱い議論から日本の夜明けがきたのですね。
 かわいい子には旅をさせよが、出来なくなった過保護な親が多いのでしょうか。若いときの苦労は買ってでもせよとも言います。人間関係で悩み苦しみ、何かを会得するときに、ほんとうの宝物を見つけられると思います。みなで手を差し伸べあう社会でありたいものです


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