創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
そろばん六級合かく きやま
三月十五日に、そろばんの珠算けんていがありました。いままでの九級八級七級は、
「まりえちゃんはよくできるから、つぎは八級になります。」
と先生に言われたのに、七級のれんしゅうをして、まだ五日もたってないのに、
「つぎは六級のれんしゅうをはじめます。」
と先生に言われました。六級は、むずかしいので、わたしも、一ヶ月ぐらいかかりました。ある日、
「まりえちゃーん。」と先生によび出されたとき、三まいの紙をつくえに出して、
「八級をうけたいならこの紙、七級をうけたいならこの紙、六級をうけたいならこの紙に、名前を書いてね。」
と先生に言われました。家に帰っておかあさんに紙を見せたら、
「七級と六級をうけたら、どっちか一つは合かくするよ。きっとね。」
と言われました。しけん当日、七級からうけることにしました。七級は、一か月前にやったから、わすれているかなあと思っていたら、六級よりもおぼえていました。つぎの日、六級をうけるとき、はじめは、ざわざわしていたけど、と中からいつもうるさい子もびっくりするほどまじめにしずかにしていたので、しけんってこんなもんなんだ。と思いました。しけんはっぴょうの日、わたしはドキドキして教室のドアをあけました。まず七級からはっぴょうしてもらいました。合かくしました。つぎは六級です。ドキドキして紙をめくりました。合かくしました。わくわくして、そろばんをしているときも、心の中でジャンプしていましたが、あまりにうれしすぎて、帰るとき、本もののジャンプになってしまってころんでしまいました。でも、うれしさのほうがいっぱいでなにもかんじません。マンションのインターフォンをならして、おかあさんに
「しけん合かくしたよ!」
と言ったらおかあさんはびっくりして、
「すっ、すごいね!」
と言いました。ドアをあけたらおかあさんが、
「まりえ!すごいね!おかあさんびっくりしたよ!まりえをなぐさめることばを考えていたのに!またつぎもあるよって。」
それで二人でよろこびのおどりをおどりました。四級になったら暗算けんていがあるので早く四級になりたいです。
講評 kira
てくてくさん、こんにちは。4月から新しい課題でがんばりましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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