低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2346 今日1060 合計50970
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   携帯電話の仕組み   はっピー

最近では、多くの電子機器が発達し携帯電話などはほとんどの人が持っている。また、車や飛行機も人間の生活に欠かせない物となっている。しかし、携帯電話でなぜ電話が出来るのかと聞かれると、たいていの人は答える事が出来ないだろう。飛行機もなぜ空を飛ぶことが出来るのかと聞かれても、答えるのは難しい。このように、現代では疑問を持つことが少なくなってきている。私はもっと人は、疑問を持ってそれについて調べるべきだと考える。
 その方法として第一に、調べる道具をそろえる事だ。私は、4月の8日から高校生になるので、電子辞書を買った。辞書の中には、英和辞典や国語辞典、さらに生活の知恵などたくさんの情報がつまっている。一つあるだけでたいていのことは調べられるだろう。また、インターネットで調べることも出来る。この方法は、一度に多くの情報を得ることが出来るので便利だが、真実かを見極める必要がある。私は、疑問を持つことで調べる力が身につくとも思った。
 第二の方法として、時間を惜しまないことである。何か疑問に思うことがあれば、何日かかってでも調べる事が必要だと思う。電球を発明したエジソンも、子供の頃から、疑問を多く持ち家族に聞いたり、実験をしたりしていたという。それが、彼が発明王と呼ばれる、きっかけになったのかもしれない。
 確かに自分の頭の中だけで考える事も大切である。携帯電話は、きっと見えない妖精さんが透明な糸で結んでいるから、相手の声が聞こえるんだ。ということを考えるのも、そこから新しい発明があるかもしれない。しかし、物事をよく知りもしないのに、考えてばかりいても何も成功することはできない。そこで、考えるのではなく盗むのである。という名言のように、人が発見したことを調べ(盗み)さらにそれを自分なりにアレンジすることで、新しい発見や発明ができると思う。そのためにも、人は疑問を持ちそれについて調べる事が大切だと思った。

   講評   huzi

 高校入学、おめでとう! 今までとは違う世界の入り口(おおげさ!?)に立って、どんな気分かな? 有意義な三年間になりますように。
  書き出しの段落、「あるのが当たり前」な状況が、人間から疑問を持つ姿勢を奪っているというのが、意見文の論点ですね(そこをもう少し押し出しても良かった)。具体例を用いて訴えかけようとした点はたいへん意欲的です。▲最近では→現代は、
  【方法】二つそれぞれ、違った視点で考えを示すことができています。
 体験や伝記上の人物を用いた実例のあてはめもできたね。電子辞書は、先生によっては使用に難色を示す人もいるそうです。たとえば英単語なら、紙の辞書を使うと、前後の語句も自然に目に入り、知識が幅広く身につくそうな。
 「考えるのではなく盗むのである」これは、なかなか意表をつく言葉。盗むという言葉には、「考える」よりも積極的に自分の知識にしたい意思が存在し、調べる姿勢にも「盗む」が必要だ……そこに注目してこの言葉を選んだのですね、いいセンスです。

四畳半、読んでますね。同著「きつねのはなし」もぜひ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)