国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
感想文 肉まん
くずかごは生活ではさほど大事にされていない。くらしは、手に入れることを中心になっている。くらしの姿勢は、「何を手に入れないか」である。大きなくずかごを置けば、何かが変わってくる。
ぼくが、この話を読んで一番心に残ったのは、くらしは手に入れることでなく、何を手に入れないかということだ。
ぼくが似た話を聞いたことがある。ぼくのおばあちゃん(母の母)は、物をなかなか捨てられない。もったいないから捨てられない。よく母に物が多いことで怒られている。それと反対に、母は使わない物、必要のない物は家に入れない。物を買うときには、本当にそれが必要なのかどうか良く考えてから買うし、多少高くても気に入ったものを買うらしい。
ぼくはどちらかというと、物を引き出しにポイポイとため込んでしまうので、整理できる母がうらやましい。
ぼくがこの話を読んで、物を買って増やすなら、持っている何かを減らさなければいけない、ということが分かった。
講評 tama
今の時代は、お金を出せばものが簡単に手に入りますから、ついいろんなものが欲しくなってしまいますね。しかしよく考えてから買わなければ、ものはどんどん増え続け、結局使わずにむだにしてしまうことになります。
今回の感想文は、字数はやや短めですが、中心がしぼられていて、大切なところがきちんと書けています。常体での書き方も完ぺきです。よくできましたね。
≪構成≫ 長文の内容がよくわかります。上手にまとめられました。
≪題材≫ ものが捨てられないおばあちゃんは、ものだけでなく、思い出も大切にしているから捨てられないのでしょうね。それに対し、必要なものは持たないと決めているお母さん。やはり一つのものを大切にする気持ちが強いということでしょう。考え方はちがうけれど、お二人とも素敵だなあと思いました。
≪表現≫ たとえやダジャレを入れてみましょう。
≪主題≫ ものを一つ増やすなら、一つ減らすこと。これは非常によい心がけだと思います。
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