創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
壊すな自然 けん
雑木林に生活する野生動物たちの中には、一生をそこで終えるものもいるが、一時期だけ訪れるものがいる一方、里山と平地を行ったり着たりするウグイスのような動物もたくさんいる。開発の進む里山では、新しい道路が作られて、野生動物たちが訪れる林が分断されることが多くなりました。このため、里山の野生動物の交通事故が目立って増えるようになったため、「シカに注意」とか、「タヌキに注意」といった道路標識を見かけることが、多くなっています。工事費が多少高くついても、道路の一部を地面より下のトンネルなどにし、緑のコリードを作ることが必要でしょう。<要約>
僕は、父が登山が好きということもあり、山には結構行く。あるとき、山に登っていたら、本当にすごい事を見てしまった。きちんと売店などもある整備されたところだったから、排水を流すような深い、コンクリート製の溝があった。ウロウロしていたネズミがうっかりその溝にドボン、その溝にいた気持ちの悪い色のヘビがハッと気が付く、ネズミは逃げる、ヘビが追う。ネズミのほうが速いのだけれども、2匹が向かっているのは溝の上流。行き止まりがもう迫っている。上から、パイプが垂れ下がっていて、溝は終わり。一生懸命上がろうとするネズミにどんどんヘビが迫っていく。ネズミは溝から上がることが出来ない。そしてやってきたヘビが、パクリ。このようにして、だんだん動物の生態系が崩れていく。人口が増えて、山も開発が進み人工の物が増えると、たくさんのものが被害に遭っているのだな。動物にとって人間は、無差別殺人犯のような存在だな……
自然とは、人間にとって、きれいな水やおいしい果物、野菜を提供してくれる大切なものだからこそ、しっかりと保護していくことが大切だと思う。
講評 inoko
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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