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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   時間の使い方   MAXやまびこ

人々が、時間に追われるようになったのは、時計が発明されてからと言われる。考えてみれば、太古の昔から、人々は、太陽や星の運行に伴って時が過ぎゆくことを実感していた。しかし、時は自分の上を流れゆくものであって、時間によって自らの行動を律しようと思わなかったのだろう。日本社会でも、農業従事者が大部分を占めた時代には、時計と言えば、一家に一つ柱時計があるくらいで、日の出とともに田畑に出かけ、日の入りに帰って休むのが当たり前だった。
私は、時間に縛られずに生きていたい。
そのためには、物事に熱中してみることだ。体験談では、自分の遊びや趣味、集中して勉強しているときは、時間が早く過ぎ去っていく。しかしそうではない時は、時の流れが遅く感じる。このことから、物事に熱中することは大事だということになる。
 また、第二の方法としては、ゆとりをもって生活することだ。何かをしないといけないや、時間通りにやらないといけないということがなくなったら、ゆとりが出てきて、時間に追われることがないはずだ。
 確かに、時間通りに規則正しい生活を送ることも大切だろう。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、時間に縛られない生き方が良い。

   講評   kira

 MAXやまびこくん、こんにちは。今回のテーマは、文明の中で生きる私たちにとって大きな問題点ですね。かつて、自然の中で自然のリズムで生きていた人間が、道具を使い文明を発達させ時間を刻む機械を作り上げた。同時に、生産性や効率といった競争も創り上げていった。その結果、真面目であればあるほど忙しくて窮屈な毎日になったのです。
 そんな中で、無垢な子ども達だけは、遊びや自らの欲求に夢中になれるから時間の呪縛から解かれている。(はずだったのに、最近のお子様はお稽古塾にいそがしいね。)MAXやまびこくんはどんなことで夢中になれるのでしょうか。紹介してみてください。
 ゆとりをもって毎日を暮らすことは、みんなの永久の憧れかもしれない。少し「ゆとり」の例をあげたいね。
 しかし、社会の一員である以上、協調性も必要なので、規則正しく時間に乗ることも必要です。しかし、オートメーションのベルトに乗っかったような、考える暇もないような暮らしにはしたくありません。あくまでも、自分のための時間であってほしいですね。


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