国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ハチ   シャドウマリオ

 ふだん私たちは、コインを丸いものと見なしている。人間の視線の自然な角度から見ると、丸い。水辺方向から眺めれば、あきらかに、薄い長方形に見えるはずだ。短い棒状に見えるはずだ。人間の認識一般は、ある立場からの有限のアプローチである。その有限性は、たいてい、言葉表現に反映してあらわれる。同じ一つのコインに対して円形であるおよび長方形であるという、まるで別の見方が成立した事情と似ている。そして、そういった表現はヨーロッパに古くから伝えられた、巧みに表現する技術体系であるレトリックと関係ある。このように考えてみると、レトリック感覚は、発見的な認識には書くことが出来ない上に、人をできるだけ理解するためにこそ必要なのだ。(要約)僕はこの話を読んで思ったことは、物事にはいろいろな見方があると思った。ハチはハチミツを出すので良い物である。だが、ハチは害虫で人をさす凶暴な生き物である。特に、大スズメバチなどは人を殺せるのだ。 ハチが邪魔である理由は人間をさすからだ。他にも人間をおどかすからだ。人間がハチを見るとすぐ逃げてしまう。理由は人間はハチを恐ろしいと思っているからだ。日本にいた頃、野原で野球をしていたとき、一人が「お腹がちくっとするなあ。」と急に言い出した。僕は、まあどうでもいいだろうと思って気にしないでいた。そしてその少年が急に泣き出した。一人が服をめくるとハチが出てきたのだ。なんと、ハチがその少年をさしたのだ。僕は、ハチにさされたことがないが、その時以来、ハチが苦手になったのだ。ドイツ出身の子をさしたハチはどいつだ。(笑)(体験実例) ハチが良い物である理由はハチミツを出すからだ。ハチミツはトロトロしていて甘いので僕も好きである。ところが最近、スズメバチが減ってきているのだ。僕はハチミツが無くなるのかもしれないので心配になったのだ。 確かに、物事を深く見るのは大事だが、「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物である」と名言であるように物事を多角的に見えて来ない部分も多いものだ。

   講評   ogi


 シャドウマリオくん、こんにちは。段落が消えてしまっているので、送るときには気をつけてね。

【第一段落】 要約がじょうずにできました。続く意見は、「このお話を読んで思ったことは」よりも、「物事はいろいろな見方があるほうが良い」と<是非の主題>で書くようにしましょう。
【第二段落】 ハチは刺さなければ害虫にはなりませんね。でも、ハチには「人間が怖い」という理由があるのでしょう。いろいろな点から見て書くことができました。
【第三段落】 ハチがいなくなると、人間が蜂蜜を食べられなくなるばかりか、花の受粉がうまくいかなくなり、生態系(せいたいけい)全体に影響を及ぼします。生態系がくずれれば、わたしたち人間も、食糧難などの危機にさらされることになります。自然をたいせつにしていかなければなりませんね。三段落目は、二段落目と別の意見で理由を書くことができました。
【四段落目】 名言の後のまとめの文章が、とてもじょうずです!

      

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