創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人間が時間に追われるようになったのは。 snow boy
人々が時間に追われるようになったのは、時計が発明されてからといわれる。考えてれば、太古の昔から、人々は太陽や星の運行にともなって時が過ぎていくことを実感していた。しかし、時は自分の上を流れ行く物であって、時間によって自らの行動を律しようは思わなかったであろう。現在、この地球上にはあらゆる技術や、最新のテクノロジーを使った商品がいろいろとある。そしてこれらに欠かせないものといえば、それは時計だ。テレビ画面に時計が表示されていたり、コンピュータのデスクトップに時計が表示されるようになって、分刻みの行動が多くなった。しかし、人々の時間への関心は、時間にとらわれないことにではなく、時間の能率的な使い方に向けられているようだ。僕は最近、時間にせ縛められずに生きていきたいと思うようになってきた。
そのための方法としては、第一に、物事に集中することだ。僕は、バイオリンに熱中することもあるが、ゲームなど、テレビなど、こうゆう物に夢中になってしまう時もある。ある物に熱中すると時間が経つのも忘れてしまう。こういうことは、僕だけではなくみんなも経験したことがあるのではないか。僕はそう思う。特にゲームの場合、一回夢中になるとなかなかやめられなくなる。途中でやめるのはいやだからだ。
また、第二の方法としては、ゆとりを持って生活をすることだ。なぜならゆとりを持って生活すれば時間に追われることなどないはずだからである。僕にとってこれはとても難しいことである。僕の学校では毎日すごい量の宿題がでていていつも時間に追われている。休む時間ももちろんあるのだが、ゆとりを持って生活するというのは僕の目標でもあるといえるであろう。
確かに、時間通りに規則正しい生活を送ることも大切だろう。しかし、「自分が考える通りに生きなければいけない。そうでないと、ついに自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言があるように、僕はさっきも書いたように時間に縛られない主体的な生き方をしたい。
皆さんは、「スロー(遅い)フード」を知っていますか?マクドナルドなどのハンバーガーに代表されるが、すぐに食べられる「ファースト(速い)フード」だ。スローフードとは、これに対するものである。この運動は、イタリアで始まった。堤唱者であるスローフード協会会長カルロ*ペトリーニ(Carlo Petrini)氏は「私たちはスピードに束縛され、習慣を狂わされ、家庭野プライバシーにまで侵入し、ファーストフードを食べることを強制されるファーストライフというウイルスに感染しています。そこで、ホモ*サピエンス聡明さを取り戻し、我々を滅亡の危機へと追いやるスピードから、自らを解放せねばならん。」と言っている。つまり、いい者を選び、じっくりと時間をかけて料理をして食べようという運動です。そういう生活のことは、「スローライフ」と呼ばれたりもします。また、カロルさんによれば、日本の和食はもともと、とてもいいスローライフだそうだ。
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