国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだ名はよくないもの   きらり

「Mのあだ名考えたぞ。ブリゴリラー。」
「おー。いいねー。」
教室の片隅で男子たちが騒いでいる。この会話、教室にいる人だったら聞こえているだろう。でもMはいない。なんて悪い人たちなのだろう。私は、あだ名は、よくないものだと思う。その理由は二つある。                                                                                                      
 一つ目の理由は、あだ名の中には人の欠点を表すものがあるということである。Mという子がクラスにいる。Mは女子から見ても男子から見てもぶりっ子だ。男子は、Mの話をするとき本名で言わず、ブリゴリラと言う。本当にいやだからって、ここまでする必要はないだろう。女子の中でもブリゴリラと言う人がいるけど、これはひどいと思って言わない人が多い。Mだけではない。いやなあだ名をつけられている人はいっぱいいる。もしかして私も言われているかもしれない。そうだったらすごくいやだ。もちろん勝手にあだ名をつけている人たちはいやなあだ名はない。その人たちももし知らないところでいやなあだ名で言われていたら、傷つくだろう。自分がやられていやだと思うことは、他人にもしないのがあたりまえだ。そういうことも考えてほしい。
 二つ目の理由は、あだ名で呼ぶことで、相手に嫌われたりすることだ。私はひなこという名前だ。たまに男子にひよこ、きなこなどと呼ばれる。私には、ひなこという名前があるのに、変な言葉で呼ばれたらすごくいやな気持になる。言ってきた子は、もう一生見たくないくらい嫌いになった。そう言ってきた子は相手が怒ると、クスクス笑っている。何が面白いのだろうか。人がいやな気持になっているのに。相手の気持ちも考えてほしい。
 あだ名というものは確かに自然で呼びやすいが、名言に悪いことそのものがあるわけではない。時と場合によって悪いことがあるのである。とあるように、人を傷つけるようなことはあってはいけないと思う。

   講評   arare



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