国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2346 今日810 合計50720
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   第一歩のための目標   あんこ

 「明日から新学期が始まる…」
 私は、明日から六年生だ。最後の小学校生活だから一日一日を大切にして過ごしたい。そこで私は、目標を考えた。まず一つは、友達を増やし、学校生活を楽しむことだ。今まで何回も行われた行事などを今まで以上に楽しみたい。例えば、運動会。今まで五回やってきて、すごく楽しいという印象が残っている。毎年、必ず走るリレー。いつも順位ばかり気にしていた。「ビリだったらイヤだなー」などと思っていた。でも、六年生では、「ビリだってなんだっていいから、たったの何秒かを楽しみたい」と思ってみたい。運動会に限らず、休み時間や給食の時間や授業でも、“もうすぐ最後”という意識で友達と楽しみたいと思う。私がどうして『友達を増やし、学校生活を楽しみたい』という目標にしたか? もちろん学校だから楽しみことが大切。でも、この目標を考えた一番の理由は他にある。それは、大人になってから小学校のことを思い出すと、六年生のことが頭に浮かんでくることが多いからだ。実際、母もそうだ。四年生の頃が一番楽しかったということを覚えていて、その次に六年生のことを思い出すと言う。先生の名前などは覚えていないが、運動会のリレーで一位になったということを思い出している。テレビで芸能人も「六年生の時に…」とよく話しているのを見る。大人になって思い出してみても、印象に残っていないのは悲しいから、六年生は今までよりもすごく楽しみたい。
 そして、私の二つ目の目標は、朝早く起きることだ。すごく朝に弱い私は、よく母にしかられる。
 「朝、早く起きることができないなら、ご飯抜きだよ」
と強く言われたこともある。学校に行くのもビリの方で、私が朝学校に行くと、みんなが校庭で楽しそうにサッカーや野球などで遊んでいる。私にとって、朝遊ぶために早く行くなんてありえないことだ。でも、早く学校に行って楽しく遊んでいる人は、私みたいにおそく学校に来て、校庭で遊ばない人はありえないと思っているに違いない。一回、その人たちと言い合いでもしてみたい。絶対に負けたくない。よく学校に行く途中に思うことだが、歩かないで早く行く方法はないかなーなどと思う。走るとか、自転車とかではなくて、ボタン一つであっという間に学校に行けるとか、タケコプターで空を飛んで行くなどいい方法はないかなーと思う。まるで、ドラえもんの世界だったらいいなーと思う。だから、六年生の目標は、早起きをすることだ。
 私は、今まで、目標を決めたことがあまりなかった。でも、作文を通して目標を決めると、実行できそうな気がする。今年は、必ず実行する。人間にとって目標とは、自分で自分をみがく第一歩である。
明日から、六年生を楽しむぞー!

   講評   inoko




毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)