国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
集めているもの かふた
「おっ!たまってきた———————— !!!」(書き出しの工夫)
私は前まで図書カードを集めていた。今は集めていない。集めても意味ないと思ったからだ。今ではもう1枚もない。 図書カードは自分では、買っていない。最初は沖縄の人からもらった。プレゼントだ。その人からは3回もらった。その後お母さんから1枚、塾で2枚だ。合わせて6枚!!図書カードはいとこの高校合格お祝いでもつかえた。いとこはまるで打ち上げ花火になったように大はしゃぎで喜んでいた(笑)。(体験実例)(ユーモア表現)
お父さんは切手収集をしていたそうだ。今も残っている。そのなかにはお父さんの好きな野鳥の切手や、日本三名園などの切手もあった。私が
「もう使ったってよくない?」
っていったら
「えー!せっかく子どものとき集めたのにー!」
と使おうとしなかった。お母さんに聞いたら、
「値段以上の価値がある切手もあるのよ。」
とあきれ顔で言っていた。(体験実例)
人間は価値あると思うものや興味を持った摸を集める習性があるのだなと分かった。(分かったこと)
講評 taimu
こんにちは。休み宿題の課題、振替をうけずにチャレンジしたのですね。項目を意識しながら書き上げることができましたね。
<構成>カギカッコをつかって、いつもどおり上手に書き出すことができました。今は集めていないのですね。タイトルは「集めていたもの」にしてもかまわないよ(^^)。
<題材>図書カードは集める楽しさだけでなく、使う楽しさもありますね。合格のお祝いに使ったというさくらんぼちゃんの体験をとりあげることができました。さくらんぼちゃんの文章は、テンポがよく読み手をあきさせないのが魅力的。文と文のつなぎを工夫するとさらに読みやすくなり、森リンの「思考語彙」の点数が上がると思うよ。(つかいすぎると逆効果なので注意)
例→私は前まで図書カードを集めていた。(しかし)今は集めていない
●意味ない→意味がない
<表現>大はしゃぎして喜ぶいとこを「まるで打ち上げ花火になったように」と上手にたとえることができました。こんなに喜んでもらえると自分までうれしくなりますね。ユーモア表現も意識してとりいれることができました。
<主題>「人間は」というキーワードをつかったまとめ方の練習をしています。さくらんぼちゃんの体験や、お父さんが大事に集めている切手のお話から感じとったことをまとめに生かすことができました。キーワードは<主題の一般化>と入力しておいてね。<わかったこと>は、一般化するための練習段階だったので、無理につかわなくてもかまわないからね(^^)。
●摸を→物を かな?
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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