国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   くめおばあちゃんを送る言葉   さやの

https://www.mori7.net/oka/tennsaku.php?tori=sayano&nenn=2010&yama=ta&tuki=05&syuu=1&page=1&y_t=t&b=&r=y  おばあちゃんがいなくなり、みんなが悲しんでいます。私は、おばあちゃんのことをそんけいしています。学校で、自分の宝物の紹介をした時、おばあちゃんの手作りのお弁当袋のことを真っ先に話しました。おばあちゃんの指は「く」の字に曲がったり、くっついたりしていて、ごはんを食べる事も苦しんでいましたね。そんな手で作ってくれたとは思えないほど、ぬい目が、真っすぐで、きちんとぬっていました。ママより上手でおどろきました。おばあちゃんは、手の痛みにもこらえながら作ってくれたんだろうと思います。私だけではなく、たくさんの方に、毛糸のベストや、小袋をプレゼントしたと聞いています。みなさんも、私とおなじように、宝物にしていると思います。ありがとう、おばあちゃん。なかなかおばあちゃんと一緒に入れませんでしたが、会う時、いつもニコニコ、丸笑顔で迎えてくれました。耳が聞こえなくても、私の声を聞き取ってくれて、お話してくれましたね。ありがとう。楽しかったです。くめばあちゃんは、長い間、リウマチと戦っていました。私は、少し痛かったり、友達にいじめられても泣いたりしますが、おばあちゃんは、泣いたりしないで、ごはんをちゃんと、食べて、えらかったですね。これから、私は、大人になっていく時に、色んなつらい事にも出会っていくかもしれません。そんな時、くめばあちゃんを思い出してくじけないで、のりこえようと思います。居は、たくさんの人が、おばあちゃんのために集まって下さいました。みんなお別れが悲しいけど、おばあちゃんが、天国から、いつものようにニコニコと私たちを見守っていてくれたらうれしいです。ありがとうおばあちゃん。二千十年四月二十九日 孫代表 ●●●

   講評   hirari

 「わたしは、おばあちゃんのことを尊敬しています。」は、この作文でいちばん伝えたい気持ちですね。不自由な指で作ってくれたお弁当袋や、みんなにプレゼントした手編みのベストなどの例をあげて、なぜそう思うのかもきちんと書けました。

もうひとつ伝えたい「おばあちゃんへの感謝」もきちんと書けました。おばあちゃんのニコニコした笑顔はずっと心に残るでしょう。

さいごに、病気に負けなかったおばあちゃんのように、自分も心が強くなりたいという決意も書けました。

いまいちばん伝えたい気持ちを、素直に書くことができました。




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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