低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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オムレツはやっぱりおいしい ダイヤモンド
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(題名の工夫、構成図、手書き原稿添付)
「うっま〜いぞ〜!」ぼくは沖縄に行ってきました。そして、一番目に付いたのが、この作文の中にいっぱいある「オムレツ」です。(書き出しの工夫、中心を決める)
なぜオムレツを選んで食べたかというと、
「ちょ〜うっめ〜!」
ぐらいだから。ぼくは、ふんわり、ふんわ〜りしたホットケーキのように感じたからです。(たとえ)それで、いっぱいおかわりすると、ほおが破れる、というか、落ちてくるくらいでした。
次は家で作った話です。(自分だけがしたこと)
「なんで、こんな変なこんにゃくのようなオムレツになったのだろう。それで自分は、オムレツを作るぼくは、なんて情けないようなオムレツをみんなに分ける必要があるのだろう。」
と思いました。それにふつう中身ができるのに沖縄では五秒で済んだはずなのに、ぼくの所では二分もかかってしまいました。それからは心の中で
「オムレツを作るのは大きらいだ。」
と感じました。でも、その後、
「へんなオムレツを食べたらおいしい味がするな〜。」
と言いながら、作るのがやっぱり好きになりました。母は、
「ちょーふんわりして、おいしい。」
と、ほおが落ちるくらいうれしく笑顔で食べてくれました。(その人らしい会話)ぼくは、うれしかったです。
それで
「あきらめてはいけない。」
と思い直しました。(心の中で思ったこと)
「オムレツにレッツゴー!」
オムレツの中に吸いこまれるように入って、食べまくろう。(ダジャレ表現、動作情景の結び)
講評 hamura
オムレツがおいしいということを、何度も強調して、楽しく力強く書けました。
書き出しの会話もよいですね。
「一番」「ほおが破れる」「墜ちてくる」「笑顔で食べてくれました」「食べまくろう」というように、読み手に響いてくる言葉が決まっています。また、たくさんのたとえやダジャレの表現、「!」「〜」を使った書き方も、この作文の内容に合っていて効果的ですね。
「オムレツ」という一つのことでこれだけいろいろな表現ができるのはすばらしいですね。
一つのことを複数の角度から見て、感じて、言い表すことは、とてもよい練習になります。
これからも課題に沿って書く練習を続けましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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