低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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間 なかく
私は「間」はとても重要だと思う。その理由は第一に「間」がなければみんな自己中心(なのか!?)になりかねないからです。
私の教会の友達で7人姉弟のMちゃんという子がいます。Mちゃんは長女だったので、いつも我慢させられていたそうです。でも、いつもご飯のときだけはしゃべりたい事をすべてしゃべるそうです。
しかしある日弟に「みぃーねぇ(←彼女のニックネーム)言ってることわかんない〜」と言われて「ハッ」と我に帰ったそうです、どれだけ自分が一方的に話していて、「話を聞いている人たちのことなんてどうだっていい」と言う感じで、改行のない文章のように話していた」と言うことを話してくれました。
その理由は第二に「間」がなければ、お笑いができないからです。一見簡単そうに見えるコント(お笑い、落語)にも、「間」は欠かせません。例えば、ある日Aさんが「Eさんって皮膚科医?」っと聞くとBが「え?毛深い?」っと言って「なんでやねん!!」で終わるとします。でもこの「なんでやねん!!」のタイミングが少しでもずれるとおかしなことになってしまいます、早すぎたり、遅すぎたりすると「・・・・。」となってしまいます。確かに続けて話すと早く話し終わりますが、やはり「間」はとったほうがいいと思います。人間にとって「間」というのはコミュニケーションの鍵だと思います。
講評 ito
なかくさん、こんにちは!
5.3週は感想文、タイトル通り「“間”の大切さ」について意見を書いていってくれました。
会話のときの“間”、作文や小説の“行間”、そしてお笑いの“タイミングの間”と、“間”にもいろいろありますが、「それらが共通して持つ効果」について、しっかりと考えることができましたね。
【複数の理由一、二】で書かれているのは、どちらも「自分の伝えたいことを相手にうまく伝えるため」、「上手にコミュニケーションを成立させるため」に必要なこと。
つまり、最後の一文にあるように「人間にとって「間」というのはコミュニケーションの鍵」ということですね。
まさしく課題のテーマをとらえた、素晴らしい結論になりました!
お笑いの話が【体験実例】として入っていただけに、【ユーモア表現】もバッチリでしたね。
ここは遠慮せず、もう少しダジャレをたたみかけて書いてもよかったかもしれません。(笑)
第四週は、おなじみ読解問題と清書の授業です!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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