創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   動物は・・・の元である!?   かひれ

 歯も特に発達したものではありません。このようなモグラの、きわめてモグラ的な生活を支え、まるでモグラのシンボルみたいに見えるのが、モグラの前足です。モグラのすばらしい「シャベル」も、当のモグラにとっては「知っちゃいない」のです。
 私は、この話を読んで「似た話がいくつかあるな。」と思った。考えてみよう。今の世の中には、人間が作った素晴らしい機械が数多く存在している。どの機械も個性豊か(?)で、その場に応じた使い道がある。動物も同じだ。動物は、この地球上に数多く生息し、それぞれその動物しか持っていないと言いきれるほどのスゴ技を持っているものもいる。 
 それでは、機械と動物が本来持っている体の特徴を比較してみよう。たとえば、鳥は空を飛べるが人間にはあの広い空で自由に羽ばたく大きな翼はついてない。それでも、人間には沢山の知識が詰まった脳がある。金子みすずさんのいう通りだ。
 似た話はまだあった。さかなは海を潜れるが、潜れない人間はアクアラウンジをつくった。チーターは速く走れるが、チーターにかなわない人間は自動車をつくった。
 私は、この話を読んで思ったことがあった。それは、動物とは地球で共に生きる仲間であり、かつ人間の発明の材料でもあるということだ。なかなか動物にかなわない人間は、一つだけ動物にかなう「頭脳」を使って色々なものを観察し、発明し、世の中に広げていくということだ。動物は発明の元である。

   講評   ouma

 こんにちは、エリザベスさん!
 東京は梅雨を通り越して夏のように暑くなってきましたね。読書好きなエリザベスさんにおすすめなのは、公園の日陰のベンチでの読書です。微かな風が本当に気持ちいいです。
 今回は感想文ですね。またしても、言葉選びにセンスの光る、面白い作文になりました。

 初めに要約がきちんとできました。ただ、モグラが『知っちゃいない』とはどういうことなのか説明する文が入ったらもっとわかりやすくなったかもしれませんが。
 「考えてみよう。」「〜比較してみよう。」から続く考察は、読む人に興味深く思わせる表現がたくさん淡々と書かれていて、先生は感心しました。
 最後の段落で、それまでの考察をしっかりとまとめていて、ここでも感心しました。「失敗は発明の母」という言葉があるけれど、「動物は発明の元」という言葉も名言集に入れたいくらいです。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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