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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   子うさぎ   ちびこ

  の原に、おかあさんがいなくなった子うさぎがいました。
 三羽たちの名まえは、それぞれありました。うさ子、うさり、うさき、みんな5才です。なぜかというと三つ子だからです。
 ある日のことお父さんが、
「うさ子、うさり、うさき、おかあさんをさがしてこないか。」
と言いました。
「でも。」
と三羽は、言います。
「おかあさんなんて、もうみつからないとおもうよ。」
「私たちがねているうちに、おかあさんがせんそうに、行ったのよ。それできっとまけたに、ちがいない。」
「そうかも、それならさがしてもいないかも、しれないね。」
「でもさがそう。もしかしているかもしれないよ。」
おとうさんが先とうに、なってみんなもつづいて、ついていきました。でも一ばんおそく、おなかから出てきた、いもうとのうさ子がまい子になりました。
 うさ子は、こわくて、こわくて、まるでまわりにおばけがいる気がしました。どうしよう、どうしようとうさ子は、おもいました。うさ子は、つぶやきました。
「ここに、おかあさんがいたらいいなあー。」
 そのときです。うしろをむいてしっとしていたうさぎが、まえをむいてじっとうさ子むのことを見ていました。うさ子もそのうさぎをじっと見ていました。
「あ。」と、言いました。
「あ。」
「おかあさんだ。」
うさ子は、おかあさんのところへとんでいきました。
「おかあさーん。」
おかあさんは、あれは、うさ子だとおどろきました。
「うさ子ー。」
「おかあさんあえてよかったね。」
「うん。そうだね。」
「おとうさんたちはどこにいるの。」
「あのね。わたしたちおかあさんをさがしに、いってね。わたし、まい子になっちゃったんだよ。」
[あら、そうなの。」
「そうだよ。」
「じゃあ、さがそうよ。」
「うん。そうしようよ。」
 二羽は、さがしはじめました。でも、もう夕ぐれです。やっと見つけました。おとうさんが言いました。
「おかあさんがいたんだね。」
「うん。そうなんだよ。」
「ひひ。(早く言う。)」
「しんじゃったかとおもったよ。」
「じゃあ、みんなでかえりましょうよ。」
「うん、そうだね。」
 かぞくそろって、うちへかえったのですよ。

   講評   takeko

 とってもいいお話ができました!
 
 この絵は、インターネットの講評で見てくださいね。動いています。

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