創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人にしかできないこと   きすの

機械はいつでも同じ仕事をやり続ける。それを止めるのは人間であり機械ではない。人は発見をしたり学んだり聞いたりして毎日が1日1日ちがう。
  「おばちゃーんジュース一本。」
「はいよー。これから遊びにいくの。気をつけてね。はい、すだこ一本おまけ。」
「ありがとうー。」
のどがかわいた時、だがし屋でジュースを一本とついでにたばこチョコを買った。だがし屋にはテレビがあって(それも昔のテレビで小さくて古いやつ)レジの近くにはおばちゃんの家がある。のれんがかかっているがまる見えだ。そしておばちゃん。おばちゃん、というよりおばあちゃんだか一応おばちゃんとよぶ。おばちゃんはエプロンすがたにしわしわの顔と手。ふつうのお店よりだんぜんにせまく古くきたないが安心できる場所だ。
 それに比べ自動はん売機やスーパーマーケット・コンビニエンスストアは、まるでジュースがほしければジュースをあげてお金をもらえばいいという感じだ。自動はん売機は機械だからもちろんしゃべらない。最近は
「いらっしゃいませ。あたたかいお飲み物はいかがですか。」
とか
「ありがとうございました。」
なんてしゃべるのもあるが、やっぱり決まった言葉しかしゃべらない。スーパーもコンビニも同じような感じだ。レジでしゃべることは決まっている。機械で正確にねだんを出しておまけもまけたりすることもない。
 私は人は心のこもった言葉や行動がうれしいのだと分かった。機械に心はない。だから心のこもったなにかをすることができない。しかし最近では人間でも決まった言葉や行動でレジの仕事をしている。せっかくの人間なんだから、昔のように人にしかできない心のこもったなにかのできる時代になってほしい。

   講評   kei

 駄菓子屋さんって本当に心があったかくなるね。すてきなお店です!
 今月も頑張りました。早いものでもう6月。あっという間に梅雨になって、あじさいがきれいに咲き始め、そしてあっという間に
「もう、夏休みだね」
「ほんとだね、なにする?」
などどいう会話が聞こえてくるようになるでしょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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