低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉 かふあ
私には、ぴったりと表現できる言葉がなく終わってしまったことがある。それは花のことである。その花とはカーネーションのことで、カーネーションの咲き方を表現する言葉につまずいてしまったのだ。 理由の一つには、語彙力が無いのもあるのだろうと思う。しかし私は、頭の中にその言葉があると思っていた。ぐるぐるぐるぐる頭の中を色々な言葉が通り過ぎていく。あっ、と思って言葉に出すと何かが欠けているように思えてしまう。ばらばらと・・・ちがう!ぱっぱっと・・・いいやちがう!はらはらと・・・ん?ん〜。ふぁらふぁらと・・・なにこれ、日本語ですか?という言葉まで出てきてしまった.。 そして結局、私の前から相手が消えてしまいそこで終わった。
また私は、
「ナイス!すごいぴったり、百点!」
という体験もあった。それは、粉雪について話した時だった。
粉雪は大きくなることがない。まるで、絶対にグループ行動はいやだと言っているようだ。雪の塊を作ろうとしても、力を入れると砂のように手からさらさらとこぼれていく。
そう!この「さらさら」が私の百点満点の言葉である。どうだろうか?粉雪を触った経験がある人はわかるだろうが、本当に言葉通りさらさらしている。この言葉はすぐにぴんときた。きっと知らない人でも想像はつくと思う。その言葉は相手を納得させることも出来た。
人間にとって言葉とは、相手に伝えるための大切な手段の一つだと思う。だから、語彙力を増やすことが必要だと思った。 そのためにも色々な言葉を教えてくれる本をたくさん読んでいきたい。
私は青い空の下で、友だちとペチャクチャ話しながら家路についた。
講評 kaki
「語彙力」という言葉を入れて清書ができたね。グッとレベルアップした感想文になりました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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