国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   父への手紙   ぴょんぴょん

 「わたしゃ〇〇だぴょーん、ヒマなおやじ、新しい電気せい品大好きさ、、、
。」  
これは、私の作った「お父さんの歌」だ。この歌詞は、父のくせや今までにあったことをまとめてある。この歌からも分かるように、父はなみたいていの人ではない。では、一体どのような父なのか、私が書き記していこう。まず、父は、見た目はとてもかっこよく、鼻がとても高い。ちょっと無愛想に見えるが面白いので、すぐ子どもがなついてしまう。ようち園の時など、初対面の子どもなのに、別れるときにはだっこしてあげていたくらいだ。でも、父には欠点もある。それは、調子に乗りすぎるということである。父は、いつも面白いのはいいのだが、すぐ調子に乗 ってみんなをおこらせ、一番気の強い〇〇〇にたたかれている。実さい書き出しで出てきた歌も、一番は子どもと上手くいかない父の気持ちをえがいた歌で、
「〇〇〇にけられ、〇にたたかれ、泣けてくる。」
というフレーズが出てくる。「フザけているときの父」は、いえではきらわれ者なのだ。とはいっても、父は会社では真面目だとひょうばんだ。どうやらいい面と悪い面を使い分けているらしい。 
 そして、父の性格を象ちょうするエピソードがある。父とやった「かくれんぼ」だ。父はかくれんぼが大変得意で、子どもの頃は友達と服を交かんして、ワンランク上(笑)のかくれんぼをしていたらしい。多分、それがよかったのだろう。何しろ、父のかくれんぼのうでは一級。まるでにん者のようにササっとかくれてパッと現れ、どんなに上手くかくれても、うの目タカの目で見つけてしまう。しかし、父はズルをするので、そのすごさも台無しだ。例えば、かくれている父を私が見つけて、
「アッ、お父さん、見いつけたっ。」
と言ったとする。すると父は、サッとまどからにげてしまったり、タッと走っていずこにか消えてしまったりする。わたしが、どんなにおこってもわめいても、父は決して出て来ない。父のニヤッとした顔をまた見たければ、父をさがし当ててしっかりつかむか、
「お父さん、こうさあん。」  
と言わねばならない。父はそうやって、人よりゆう位に立つのが好きなのだ。それに、父は、人をおどろかすのも大好きで、私が小さい頃はよくおどろかされた。今はそれを私が妹にやっているが、時々ふっと心の中でつぶやいてしまう。
「お父さんは子どもの頃、これを何度やったのだろう。」
 父は、子どもの頃は、かなりのいたずらぼうずで、わんぱくだった。父はよく昔の話をしてくれるが、その話が実にたくさんあるのだ。トイレそうじをして遊んだ話やべん当を落としてどろまみれにした話はまだ序の口。石を運ぶトロッコにぶら下がる遊びの話から始まって、果ては視ちょう覚室でホッケーをしてサンドイッチビンタをされた話まである。こんな面白い話が少なくとも二十、父の頭の中にすわっているなんてだれが思い付くだろう。きっとだれも思いつかないにちがいない。しかも、父は1つ話をするごとにもう1つ、さらにもう1つと、面白い話を思い出していく。そんな面白い話を聞いた後で母と顔を見合わせると、
「よくこんなにいたずらができたねえ。」
「お母さん、お父さんと同じクラスにいたら、結こんしようなんてぜったい思わなかっただろうね(笑)。」
と話がはずんで、また笑えてきてしまう父にそのことを言うと、
「ははははは、そうだねえ。」
とちょっと苦い顔をする。でも、とても面白くて、ふざけすぎて、おこるとこわいけど本当はとてもやさしい父は、正真正明私の大大大好きな父。家族のスーパーアイドルなのだ。わたしは、そんな父がいつまでも大好きだ。
 わたしは、ケンカもしたり、父に注意されてムッとしたりもするけど、家族はとっても大切だから、今の父が一番いいと思った.

   講評   komiko


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