創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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知恵を出し合った二人三きゃく ふうこ
わたしたちは、今、木曜日の体育の時間に、六月末にある運動会の練習をしています。リレー、短きょり走、ボール投げ、つな引きなど、いろいろな種目を練習しています。その中でも、わたしが一番がんばっているのが、二人三きゃくです。わたしのパートナーは、親友の〇〇ちゃんです。わたしたちは、勝つために作戦を立てました。〇〇ちゃんとは気が合うせいか、まるで水がわき出るようにどんどんアイデアが出てきます。まず、一体になるために、手をつなぐのではなくて、うでをかたにまわして組みました。始めはゆっくり、そして、だんだん速く走ることにしました。声の出し方にも工夫して、ゆっくりの時は、イン、アウト、イン、アウト、ペースが上がってきたら、ワン、トゥ、ワン、トゥと短くします。スピードアップのタイミングがむずかしくて、なかなか思う通りにいきませんでした。
「速くしたい時は、おたがいに知らせ合おうよ。」
さっそく実せんしてみると、うまくいきました。二人で考えてやるのが楽しくてたまりませんでした。
わたしは、二人三きゃくが大好きです。どうしてかというと、〇〇ちゃんといっしょにいられるからです。わたしたちは、せたけ、くつのサイズも同じで、ふたごのようです。遊ぶ時もいつもいっしょで、
「もし、この足のたすきをずっと結んでいたら、一日中このままくっついていられるのにね。」
と、うでを組んだまま、ずっと先まで走り続けました。
〇〇ちゃんとやれば、運動会できっと勝てると思います。いや、ぜったい勝つぞ!
講評 kei
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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