国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の父   きすの

 「りょう馬でんわにでんわ。どう。お父さんの自信作。うーんいいねぇ」
「あっ、えっ、あぁ、うん…」
 最近、父はNHKの大河ドラマ『龍馬伝』にはまっていて、食事のときに家族で見る。歌が始まると父は、体をゆすりながら「りょうまでぇ〜んはぁ〜。」
と歌う。しかし歌詞が全くちがう。ドラマが始まると、リアクションがすごい。この前は岡田イゾウが切られるところで、みそ汁をこぼした。なのにそれはイゾウの見た夢だった。ドラマが終わると、次の日の朝はまねばかりする。
「あい、早く起きて学校に行くぜよ。」
「会社に行ってくるぜよ。」
それから、よく歌をつくる。ファミリーマートに行くときも、
「ファミマーファミマーファミマミマー、ファミマーファミマーファミマミマー」なんてただファミマをリズムにのってのばしたりしているだけなのに、いちいち忘れないように録音している。
 父は税理士の仕事をしていて、仕事中はまるで別人だ。だから父は家では息ぬきをしているのだなぁと感じた。それに私が母におこられている時(テストの点など)父が「まぁまぁいいのよ次がんばれば。」と、味方をしてくれる。これはかなりありがたい。
 もうすぐ父の日だ。仕事をがんばっている父に感謝をしようと思う。そして変な歌を歌ってもほめてあげよう。寒いギャグも笑ってあげよう。ものまねもツッコミを入れてあげよう。ますます調子にのりそうだけど。でも父の日はありがとうを伝えるためにいつもよりやさしくしてあげよう。
「幼虫には要注意するんだぞ。」
「虫を無視したらだめだよ、おとうさん。」とかね。

   講評   kei


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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