国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   予言タコ・パウル君   かひる

 ぼくは今、パウル君というタコを飼いたいと思っている。なぜなら、パウル君はワールドカップサッカーのドイツの試合結果をすべて的中した、すごい予言タコなのだから。パウル君はドイツのある町の水族館で飼われている。
 ぼくがパウル君を飼うことができたら、Jリーグの試合や日本代表の試合を予言させて、結果を的中させてもらいたい。
 パウル君は、準決勝のドイツ対スペイン戦で、スペインが勝つと予言し、結果がそのとおりになったとたん、怒ったドイツの人たちから、「パエリアにして食べてやる」などとひどいことを言われてしまった。
 ぼくはパウル君がかわいそうになってしまった。ふとお父さんに、
「パウル君を飼いたいなー。」とつぶやくと、お父さんは、
「でもパウル君を飼うのは大変だよ。キミ(1年前からぼくの家で飼っているカメ)を飼うのとはわけがちがうよ。」と言いました。
「何で?」とぼくはたずねました。
「タコは塩水の中でしか生きられないからだよ。海の水がどれだけからいか、海水浴で知っているだろう?」
 毎日大量の塩を水にとかすなんて、めんどうくさそうなので、パウル君を飼うことはきっぱりあきらめました。
 

   講評   ouma

 マイケルくん、こんにちは。
 集中豪雨で大変な地域もあるようだけど、マイケルくんは大丈夫ですか。
 今回は非常にタイムリーな話題、W杯サッカーの予言タコ、パウル君のことで書きましたね。すごく楽しくて面白い作文になっています。今回は項目の点は気にしなくていいと思います。

 「ぼくがパウル君を飼うことができたら、Jリーグの試合や日本代表の試合を予言させて、結果を的中させてもらいたい。」のところは、想像したことをきちんと書けています。
 お父さんとの会話もとてもよく書けています。
 最後の「毎日大量の塩を水にとかすなんて、めんどうくさそうなので、パウル君を飼うことはきっぱりあきらめました。」のところも、マイケルくんらしいトホホ感が出ていて、いいまとめになっています。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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