低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2566 今日1354 合計3920
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   漢字   しゅんしゅん

 普通には外来語と呼ばれて、何かと論議の対象になるタイプのことばは、実は英語を旗頭とするヨ−ロッパ諸言語に日本語が干渉されて起こった言語変化にほかならない。このような翻訳語を誕生させるにあずかった力は、外来語の場合と同じく、外国語によって語彙体系に加えられた干渉にほかならない。それを可狽ノした要因の一つは、日本に漢字という便利な言語手段がすでにあったことなのである。僕は、漢字が大切であると思う。
 その理由は第一に、英語の意味が、分かりにくいからだ。例えば、車や働くを英語で言うと、「カー」と「ワーク」と発音するが、「カー」だとカラスの鳴き声だと勘違いをするかもしれないし、「ワーク」だと枠と、勘違いするかもしれないし、こうもりを英語で言うと、「バット」と発音するが、野球に使う「バット」と間違えるかもしれないからだ。
 その理由は第二に、漢字はひらがなに比べて、イメージがしやすいからだ。例えば、「柵」のことを平仮名でと言われても、切り裂くの「裂く」か、作文の「作」などと間違えたり、「課」のことを平仮名で言われても、加工するの「加」か、放火するの「火」か、虫の「蚊」などと間違えるからだ。
 確かに、英語をそのまま覚えるのもよいが、「存在するものには、善いとか悪いとか言う前に、スバ手それなりの理由がある」という名言があるように、英語を日本の文化に吸収していくことが大事である。僕は、漢字が大切と思う。

   講評   nane

 今日の課題は、ヒントがわかりにくかったでしょう。
 英語だと(外来語のままだとという意味だね)わかりにくいというのは、難しい言葉で言うと、カタカナ言葉は表音文字だけど、漢字は表意文字という意味。こういう言葉を使って、もう一度考えてみるといいよ。
 理由1は、もう1行ぐらい長く書こう。実例は具体的によく書けている。
 理由2も、よく具体例を入れて考えた。しかし、ここも更にあと1行ぐらい長く書けるようにしておこう。
 中学生は、字数と実力は比例するところがあるから、字数を増やすことを目標にがんばろう。
 結びの意見にも、「例えば」を追加できるようにしておこう。
 60分1200字が最終目標だから、時間も書いておくといいよ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)