創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
そこをなんとか ゆきの
「そこをなんとか」と言い方はきわめてあいまいである。外国人が理由をあげてたのみを断る場合は、「だから、私はあなたのお願いをお引き受けするわけにはいかない」という確固たる立場を表明しているわけで、したがって、もうそれ以上いくらたのんでも、応じてくれる余地はない。日本人は義理人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心にたのまれたら、それをむげに断るのは、何か気がひけるように思ってしまう。日本人のノーは、けっして絶対的な否定ではなく、その一部にイエスを含み、イエスは、その中にノーの要素をあわせ持っている。じっさい「そこをなんとか」と言う表現の中には、日本人のものの考え方が、実によくあらわれている。私は、やりたくなくてもやらないといけないのです。
講評 onopi
第一段落の要約は大切なポイントをおさえながら文を抜き出すことができていました。がんばりましたね。要約の基礎は大切な文を本文から抜き出すことから始まります。それにじっくり取り組むことで要点をおさえながら読む力が徐々についてきますから、あせらずじっくり取り組みましょう。最後の文は今の気持ちを反映した文なのでしょうね。やりたくないのにやらされていると思うのと、やりたくないことでもここでやることで何か得るものがあると思うのとでは、やった後の結果がちがってきます。気持ちの持ちよう一つで物事は変わります。
この前よりもより多くの字数をパソコン入力することができていました。少しずつ進歩していくのがわかりますね。これからもやればやるだけの結果がでると信じてやってみましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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