創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   変化   のりたまごはん


 ふつう草食の哺乳類でサイズの小さいものは、葉だけを食べるということはせず、もっと栄養のつまっている果実や種子や貯蔵根(いも)を食べる。かれらはいくつもの部屋に分かれた大きな胃袋をもち、この中に単細胞生物やバクテリアを共生させている。これらは栄養の水溶液、つまりドリンク剤のようなものだから、吸収がよく、重い胃袋をかかえてよたよた飛ぶことにならず、都合がいい。それでは昆虫は幼虫のときから羽を持ち、蜜だけ吸って生きていけばいいじゃないか、と言う議論も出てくるが、現実はそう甘くない。イモムシのような動きののろいものが、草を食いつくしながら、新しい草を求めてはいまわる、現実的でない。そこで、じゅうぶん草を食べて育ったら変身して羽をのばして飛びまわることにした。どのみち成長の過程でクチクラの殻を脱いで、新しい殻を作らねばならないのだから、その際体のつくりも大幅に変えてやるのは、そう抵抗はないだろう。(要約)
 私に似た話がある。テニスのクラスで私は一番強いが〇〇区等の大会に出るとぼろぼろにまけてしまう。「やっぱり世界は凄いな〜」と思った。世界も広いしそうかんたんに、勝てるわけにはかないだろう。相手だって負けるにはいかないので一生懸命頑張っている。ワールドカップだってそうだ。たとえばスペイン何回も出場して何回も負けて、だから優勝したのだ。(似た話)
 もう一つ似た話がある。教科書に「サクラソウとトラマルハナバチ」という説明文があった。そのなかの一文が心に響き渡った。
「このお互いの関係はそう簡単になったわけではない、何百年、何千年とも形を変えてきたのだ。」まるで自分が花畑にいったように見える。(似た話)(たとえ)
 私は一つの物事はそう簡単に終わらないと言うことが分かった。(わかったこと)

   講評   jun

 要約は、やや長いですが、長文の内容をわかりやすく伝えることができています。むずかしい長文だったと思いますが、うまくまとめましたね。
 似た話は二つともとてもいい話が書けました。「サクラソウとトラマルハナバチ」の話は、具体的にどのような内容だったのかを説明できるとさらにわかりやすくなりますよ。
 「一つの物事はそう簡単に終わらない」という部分は、意味がわかりにくいので、もう一工夫してみましょう。

▲「……と言うこと」→「……ということ」

 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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