創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   成長と食べ物   きくた

 アオムシはキャベツの葉をすさまじい勢いで食べる。セルロース(消化されないせんい素)をあれだけ食べるのだから、立派な糞をどんどん出していかなければならないのだろう。葉を食べるということは、ずいぶん効率の悪いことなのである。ふつう草食の哺乳類でサイズの小さいものは、葉だけを食べるということはせず、もっと栄養のつまっている果実や種子や貯蔵根(いも)を食べる。サイズの大きな哺乳類(ウシやヤギ)はいくつもの部屋に分かれた大きな胃袋をもち、この中に単細胞生物やバクテリアを共生させている。これらの共生微生物にセルロースを分解させて、それを自分の栄養にする。だから、同じ草を食べるといっても、細胞質だけ食べてあとは捨てるのとは状況がまったく違う。昆虫も草を食うのは、飛ばない幼虫の時代なのである。変態して飛ぶようになって草を食べていたら、いどうせいを犠牲にするので蜜や樹液を吸う。(要約)
 人間も同じである。人間は、子供のころは、脳や体にエネルギーが必要なので甘いものが好き。(僕は嫌い)中学・高校生の人はお肉が好き。お父さんはビールが好き。お年寄りはお茶が好き。このように人間も成長の時期によって、好みが変わってくるのだ。
 家族でもそうだ。飲み物で言うと、まるで赤ちゃんのようで、まだまだ子供の大喜(弟)はジュースが好き。小学5年生の僕はお茶や水が好き。大人のお父さん・お母さんはコーヒーなどが好きだ。
 僕はこの話を読んで、生き物は成長によって、食べ物が変わることがわかった。また、うまく生きるために工夫をしていることがわかった。

   講評   nane

 要約を長く書いたのは、自分でよく考えてまとめている証拠。でも、全体の4分の1ぐらいを目安にしていくといいよ。
 今度、構成図を先に書いて始めよう。
 字数はよくがんばっているけど、ちょっと時間がかかりぎみかなあ。今度、書くのにかかった時間を書いておこう。(パソコンは、タッチタイピングでやっているかな)
 字数を長くするためには、似た例を長く書いていくことが大事。第二段落の似た例を、パソコン画面上で4行以上を目標に書いていこう。
 第三段落の似た例も同じ。ここは作文と同じで長く書いていくといいよ。
 わかったことは、二つも書いたね。生き物は、自分の生活に合わせて食べ物を工夫している。小さな虫のように見えるけど、生き残るためにいろいろな戦略を考えているんだね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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