創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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自ら作る りす
ある言語がそれまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語による色々な変化が起こる。今の日本語は、日本の国際化という大変動の中で、外国語、特に英語という強大な言語からの広汎で、しかも、ほとんど一方的な干渉にさらされている。日本があらゆる点で西洋の文化文明を取り入れたにも関わらず、日本は結局雑種文化の国になる事無く、世界に類例の少ない併存文化の国になった。それを可能にした要因の一つは、日本に漢字という便利な言語手段がすでにあったことなのである。ぼくは、自分なりに消化してから何かを取り入れるのは良いことだと思う。
第一の理由は、そのままの形で取り入れてしまうと、自分らしさがなくなってしまうからだ。ぼくは、何年か前、テスト勉強をしようと思って、友達のを参考にしようと思い、勉強法を全てまねをした。そして、それをやって一時間くらいやってみると、なんだかまねをしてやった勉強は自分には合わないということがわかってきた。しかし、その勉強法はだめだと分かって少し改善してみると、ものすごくやりやすくなり、一番自分に合った勉強法をつくることができた。つまり、そのままの形で他の意見を取り入れてはいけないということが分かる。
第二の理由は、他のよいものすべて取り入れないでしまうと自らが成長できなくなってしまうからだ。ぼくの体験では、よく自分の意見が出てくると、ついつい他人に押し付けてしまう。でも、他人の意見を聞くことによって、また新たな意見が生まれ、成長する。つまり、他人の意見を聞くことによって、自らが成長するのだ。
確かに、自分のやり方を押し通すこともときには大切だ。しかし「自分の心のうちにもっていないものは何一つ自分の財産ではない」という名言があるように、自分に消化してから何かを取り入れ、自分を高めていくことが大切である。
講評 kira
りすくん、こんにちは。夏休みに入りましたね。充実した夏にしていきましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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