創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   文化を学ぼう   おたまちゃん

一昔前だったらだれも言わなかったあいさつを日本人がするようになったのは、海外との接触が飛躍的に増えた結果、休みを前にしてのあちらの人々のあいさつの習慣を、日本人が進んで取り入れた結果起こった言語表現上の変化なのである。普通には外来語と呼ばれて、このような外来語の問題は言語の問題であると同時に、それはまた、文化文明の問題でもある。(中略) 明治維新とともに日本国内には見たことも聞いたこともないものがどっとあふれ、見慣れぬ外国の制度や習慣が急速に拡がり始めた。欧米の言語とは全ての点で異なる日本語を使ってどう乗り切るかは、新時代における指導者の課題であった。振り返ってみると、第二次世界大戦までの日本人の生活は、西洋式を取り入れ、家庭に戻ると全てが日本式になり、外国文化は特別な部屋に限っておく場合が多かった。それを可能にしたのは、日本に漢字という言語手段があったからである。これは幸運なことといわなくてはならない。私は、外国文明を受け入れることに賛成する。理由は二つある。
 第一の理由は、受け入れるとその国の文化を体験することができて楽しいからである。受け入れないとマカロンや、マフィンも現地に行かないと食べられない。そして、外国文化を受け入れることによって、世界との交流を深めることができる。今流行のサッカーとか、バレーボールなどのスポーツで楽しむこともできる。これは、結構いいことだ。外国文化を受け入れなければ、今の日本じゃなくなっている。
 第二の理由は、受け入れなければ今の日本文化が外国に伝わらなくなると私は考えたからだ。日本文化は相撲、柔道、着物……、いろいろあるが、最近海外では、和食ブームとなっている。和食は栄養価が高く、アメリカなどの海外では、
「和食は長生きしやすい!」
と言われ始めた、と家庭科の先生からおそわった。でも、日本も認めなければ、日本文化を海外にまき散らすことは出来ないと思う。ということはつまり、イスラム教を信者とうる国は独自の文化でくらしているのか、というのがわかった。それはそれでも楽しそうだな、とわたしは思った。私は洋食や、洋菓子より和食や和菓子の方がすきだからだ。
 確かに、さっきも書いたように独自の文化で暮らすのもいい。しかし、「寒さに抵抗する一番よい方法は、寒さに満足することである。」という名言もあるようにそうやって、満足すればいいと思う。

   講評   ogen


 おたまちゃん、こんにちは。
 清書をきちんと出来たね。もう一度読み直してみたかな?清書の時はそのいい機会だね。
 読解問題も、がんばったね。いつもえらいなあ!
 7月30日は5週目なので、電話も宿題もありません。自分なりに読書を楽しんで下さいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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