国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2346 今日1598 合計51508
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   かんそうぶん   おはろ

 ふつうの草食のほにゅう類でサイズの大きいものは葉だけを食べるということはせずもっと栄養のつまっている果実や種子や貯蔵根を食べる。葉を食べるということは栄養価の低いものを大量に摂取することを意味している。これでは胃袋ばかり重くなって飛び回るにはつごうが悪い。草を食うということは思い胃袋をかかえるわけで移動性をぎせいにする。こん虫は羽化を節目として食性と運動法を切りかえる。幼虫期はあまり動かずひたすら食う。このt期には胃袋が重くてもいい。羽化して成虫になると飛び回ることが最優先になり消化のいいものだけを食べる。なかには成虫になるとまったく食事をしないものもいる。
 ぼくがやめた野球スポーツ少年団は今お昼におにぎりを一個しか食べてはいけないということにしている。それも、消化が悪くて動けなくなるからなんだろう。だからウィーダーインセリーやポカリスエットを飲むのだろう。マラソンの選手も走りながら食事を取るときはみそしるやジュースなどの液体だ。これも移動性のことを考えているのだろう。
 スポーツ栄養学という学問がある。それによれば、選手は普通の日は体をつくる栄養そやビタミンなどをとり、試合の2日前になると炭水化物の多いものをとり試合当日はみつのような移動性にえいきょうしないものを食べる。虫も同じで幼虫はひたすら食ってビタミンや体をつくる栄養そをとり、成虫になると食べても移動性にえいきょうしないみつなどを食べる。 
 人間も虫ににていて、移動性をつけるために食性が関係していることがわかった。

   講評   kan

 こんにちは、〇〇くん。休み宿題でしたが、しっかり提出してくれました。長文の内容もよく把握できたようですね。要約のうまさがそれを物語っています。今回もまた、似た話の選び方が大変よいですね。
★第一段落 要約は言うことなし。よくできています。こん虫だけでなく人間も同じですね。赤ちゃんはお母さんのおっぱいやミルクのみで生まれたときの倍以上に成長しますものね。
★第二段落 運動する前にあまり食べすぎてしまうと、思うように動けないですね。また、運動することでいろいろな栄養素が汗とともに流れ出てしまうそうです。そのような意味からも、小食にしてスポーツドリンクを飲むというのは、理にかなっているのでしょう。時と場合に応じて食事の内容が変わるという点に目をつけたのですね。
★第三段落 試合前のスポーツ選手と虫に思いがけない共通点がありましたね。これは大変ユニークかつ、長文の内容とぴったりの素晴らしい内容です。
★第四段落 移動性、食性という少し難しい言葉をよく理解し、大変じょうずにまとめることができました。さすが5年生。内容も高学年らしい高度なものになってきました。
       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)