低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2346 今日1498 合計51408
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   日本人はあいまい   アルセウス

 日本人のノーは、けっして絶対的な否定ではなく、その一部にイエスを含み、イエスはその中にノーの要素をあわせ持っている。日本の絵画の特質に「余白」の美というのがあるが、イスラムの芸術は、まったく逆で、空白への恐怖とも思えるほど、びっしりと空間をうめつくす。「そこをなんとか」することにより、日本の芸術も、その価値を決められるわけである。ぼくはこの話を読んで、日本人と外国人の気持ちが違うということがわかった。
 似た話がある。すもうでは
「はっけよい、のこった。」
と言う人がいる。その名前は、行司という。サッカーでいえば、しんぱんみたいなものだ。しかし、行司が下した勝敗は、元すもうとりの人たちの意見で変わるときがある。サッカーでは、たとえしんぱんがまちがえても直されることはない。もちろん、周りの人の意見でも変わらない。野球もそうだ。しかし野球は、ボールを見分ける時に、他のしんぱんと一緒に判定する。スポーツによっていろいろルールが違う。
 ぼくは美術教室に通っている。毎年、年末になると、みんなでカレンダーを作る。この前、ぼくは九月と十月の絵を描いたが、よく見ると、余白のある絵だった。野菜と果物を描いたのだが、少し日本風だと感じた。外国の絵には余白はほとんどない。ぎっしりつまっている感じがする。
 ぼくは、日本人はあいまいで、外国人ははっきりしているが、それが日本文化の特徴だということがわかった。

   講評   arare


 直して、さらによくなりました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)