国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本は相手のことを考える国   せあや

 「そこをなんとか」という言い方はきわめてあいまいだ。「そこ」とは何か。「なんとか」はどういうことか。外国人が理由をあげてたのみを断る場合、「わたしはあなたの願いを引き受けるわけにはいかない。」とハッキリと言ってしまう。ところが日本人はそういうわけにはいかない。断るのは何か気がひけるように思ってしまう。でも、日本人の「ノー」は、けっして否定ではなく、その一部に、「イエス」をふくんでいるのでいるのである。(要約)
 わたしは、へんじがあいまいになってしまうことがよくある。日本人だからだ。ついあいまいな答え方になってしまう。この前、妹と絵の具で紙に絵を描いた。妹は花の絵、わたしは木の絵を描いた。妹はわたしより早く描くのがおわった。まんぞくそうな顔で妹が、
「ねえねえお姉ちゃんっこの絵うまくなあい?わたしにしてはすっごいうまく描けてると思うの!お姉ちゃんなみじゃない?」
とわたしにニコニコしたかおをみせた。妹は、黄、緑、赤、青、ピンクなどさまざまな種類の絵の具を使っている。でも、わたしは妹の絵がそんなにうまいとは思えなかった。どうもピンクの花が気に入らないのである。でも、ここでハッキリと言ってしまうと妹がきずつくかもしれない。でも、ハッキリ言ったほうがスッキリするかもしれない。今、わたしの頭は二つの考えがまるで回転ずしのようにぐるぐるまわっている。(たとえ)とうとうわたしは考えを一つにしぼった。
「ほぉんと、うまく描けてるね!すごいじゃない!!」
と、わたしは妹に無理やりつくった笑顔で言った。やはり本心は言えなかった。妹は、笑って2枚目の絵を描き始めた。わたしは、
「ホッ。」
と、ため息をつきながら緑の絵の具を筆につけた。(体験実例)
 わたしはこの前、2人の友達と地域センターの公園で遊んだ。しばらくすべり台で遊んでいると、Sちゃんが、
「ねえねえ。バスケしない?わたしバスケットボール持ってきたんだ。」
と言った。Kちゃんとわたしはとまどった。なぜなら、わたしは今日バスケではなく気分的にブランコがやりたかったからだ。3人乗りはむずかしいけれど、とても楽しいのだ。ブランコは1つ空いている。Kちゃんはリレーがやりたいそうだ。でもわたしは、バスケもリレーも苦手だ。せっかく遊ぶのにいやな思いはしたくない。わたしが悩んでいるとSちゃんが、
「じゃあバスケットボールをつきながら走らない?」
と言った。Kちゃんはもちろんさんせいだ。二人が、
「わたしたちはさんせいだけど・・・どうする?」
とわたしにきいた。わたしは、本当はいやだったけど、
「うぅんっと・・・じゃあやろっか。」
と二人の意見にさんせいした。わたしは、
「今度遊ぶ時はブランコをやろうね。」と二人に言った。
 わたしは、この話を読んで日本人のあいまいさはあまえではなく、相手のことを考えているからだということがわかった。人間関係をうまくやっていくためにはこのあいまいさも大事だと思う。(わかったこと)

   講評   kiri



 こんにちは。夏休み中ですが、今月もきちんと清書ができました。
 暑いですが、八月もがんばりましょう。
 
                

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