創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
あいまいな言葉 ゴリマックスイカ?
「そこをなんとか」という言い方はきわめてあいまいである。ところが、日本人は義理人情にかられて、どんなに明白なきょ絶の理由があろうと、相手に熱心たのまれたら、それをむげに断るのは、何か気がひけるように思ってしまう。だから、日本人のノーは、けっして絶対的な否定ではなく、その一部にイエスをふくみ、イエスはその中にノーのようそをあわせもっている。
ぼくもこんなあいまいな返事をしたことがある。それは、学校で作文を書いたときのことだ。
友だちが、
「この字うまいでしょ。」
ときいてきた。ぼくは心の中では、
「ふつうの字だな。」
と思った。でも
「きれいな字だね。」
とこたえた。
もう一つこんなあいまいな返事をしたことがある。それは、弟が保育園から帰ってきたときのことだ。弟が保育園で作った作品をぼくに、
「これすごいでしょ。」
と言ってきた。でもぼくは、
(あまりすごくない。)と心の中で思ったが、
「すごいね。」
とかえした。
わかったことは、日本人はすごくないと心の中で思っても、人の気持ちを考えて、すごいと言えることだ。
講評 kiri
こんにちは。夏休み中ですが、今月もきちんと清書ができました。
暑いですが、八月もがんばりましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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