創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   父のおかしなDNA   ネッシー

「あああ、おれに自由な時間をくれえ。」朝六時半、風呂場から変なさけび声が聞こえた。風呂場へ行ってみると父がシャワーをあびながら「ツイッター」をやっていたのだ。母は」それを聞くたびに、
「あれだけはやめてほしいよなあ。」
とつぶやくのだ。なぜ父がそれほどまで「こどく」を愛するかというと、子供のころに一人で遊んでいる事が多かったからだそうだ。
 そんな父とぼくには共通点がある。それはアイデアマンである点だ。父は夏休みの自由研究になるとその力を発揮して、アンビリーバボーな作品を作るのだ。例えば、ある時はねん土で、まるではくせいのようなカブトムシを作った事がある。またある時は、新聞紙とガムテープで恐竜を作った事もある。なぜアイデアマンであるかというと、英才教育を行う特しゅな小学校に通っていたからだ。ぼくは文化祭の時にアイデア力を発揮する。例えば国旗についての研究発表を行ったときには、自分のクラスの名前を「国旗ング」と付けてみんなにほめられた。これは父のDNAが関係しているのだと思う。ある時に父の小学校がテレビで放送されていた。見てみると学校の授業でゲームをやっていた。それを見てぼくは(なんだ、ぼくの通っている能力開発と同じじゃないか)と思った。
 しかし、そんな似た者同士だがちがう部分もある。それは性格だ。父はこどくが好きだが、ぼくはいつも友達と群れている。なぜなら、ぼくは、「三人よれば文じゅの知恵」というように、一人よりも二人、二人よりも三人の方が様々な意見が出て色々な見方をすることができると思うからだ。
 ぼくはこの文を書いて、父とぼくは同じようなところもあればまるでちがうところもあることがわかった。でもやっぱりぼくと父は似た者同士なので、「蛙の子は蛙」だなあと思った。

   講評   kou

 お父さんの独り言を“ツイッター”と表現するところがとてもユニークで印象的な作品です。同じ親子なのに似ているところもあれば異なるところもあっておもしろいですね。実例もよく書けており、読みごたえがありました!

 毎日暑いですが、8月もがんばっていきましょう。


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