国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2346 今日1458 合計51368
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   あれは小学校三年の感想   鉛筆

 あれは小学校3年の頃だったと思うが、手作りの虫かごの中で、アオムシがキャベツの葉をすさまじい勢いで食べながら、ポトリポトリ緑色のまるい大きな糞を落としていくのを感心しながらながめていた記憶がある。草を食うのは、飛ばない幼虫の時代なのである。変態して飛ぶようになったら、草は食べない。このように昆虫は変態することにより、小さいサイズの短所を解消した。
 むしゃむしゃ。今日もカイコは元気に大好物のくわの葉を食べる。カイコはぼくの学校のペットである。ぼくは、学校についておどろいたことがあった。前の日に食べきれないほどくわの葉をあげた。けれど次の日になったら、葉の緑の部分を全部食べていた。それでぼくが来た時はむしかごから出そうになるくらいのいきおいで顔をつきだしていた。ぼくは、まるでコアラのようにねてばかりいるカイコがなんでこんなに食べることができるのかが不思議だった。
 それからぼくの家ではこんな話があった。
「なんでこんなにからしかけるの。からくないの。」
とぼくが言う。お父さんはまたいつも通りちょっとかけすぎだと思うぐらいからしをかける。でもお父さんは、
「ぜんぜんからくないよ。」
と言ったのでぼくはびっくりした。だがこんなにからしをかける人はお父さんだけではないようだ。それは全国の大人たちはほとんどがからしをつけるらしい。ぼくは、この時、子どもと大人は、すこしだが食べるものがちがうことがわかった。
 虫たちは体つきも食べ物も大きく変化する。だが、人間たちは体つきも食べ物もあまり変化しない。このことから体つきの変化と食べ物の変化がすごく深く関係があるということがわかった。

   講評   tama

 今月はあまりお話しすることができませんでしたが、いつもしっかりと書けていますよ。いそがしい中、よくがんばっていますね。

                  

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)