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　　　私達の逃走中　　　みゃお

「きゃあ！」
私はハンターの持つロープをほんの少し引っぱってからもうスピードで走った。私が一番好きなのは、「逃走中」と言う遊びだ。この遊びは、「どろけい」のような感じだが、四つちがっているところがある。その一、けいのことをハンターとよぶ。その二、ハンターは十秒数を数えるわけではなく、ロープを持ち逃走者たちは順番にロープを引っぱる。そのときにハンターを放出したくなければ少し、ハンターを放出したければ強くロープを引けばいい。ただし、最後の一人まで放出されなければその最後の一人はハンターを放出するしかない。その三、ミッションがある。その四、かくほされた人はミッション以外ふっ活することは不可のう。「逃走中」は、毎日朝休みと十五分休みと昼休みと、ある時は放課後も学校でやっている。場所は、大屋上か、プレールームとこうどうだ。メンバーは、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇である。みんなは、
「ハンターいた？」
「ハンターいないよこっち。」
「ハンターあそこにいるよ！」
などと、と中でじょうほう交かんしている。私が一番好きなことはミッションをせいこうさせることだ。ミッションとしてハンターがかくしたロープを見つけるとかくほ者の二人がふっ活できてうれしいからだ。
　私は、ときどき後ろからハンターにちょっかいを出している。追い詰められた仲間を助けるためだ。例えばハンターのかみの毛を、
「ピョーン。」
と言って引っぱったり。ハンターは、
「こらっ。」
とさけんで私を追いかける。そのようすはまるでネズミを追い回すネコのようだ。
　私は前に〇〇がハンターのときにねらわれて大変だったのをおぼえている。そのときの私には本当に〇〇がハンターに見えたのだ。もし、私がタレントだったらぜったい逃走中に出えんさせてもらっているだろう。本当の逃走中たのし走だな。
　私は心の中でずっと逃走中ができらいいな、と思いました。

　　　講評　　　komiko

　みゃおちゃん、こんにちは！　伊豆山荘は、楽しかったですか？　清書入力するのは大変だったでしょう。よくがんばりましたね！

　「その人らしい会話」の中に楽しい様子をたくさん入れることができましたね。八月も気持ちのこもった会話を引き出していきましょうね。

　次は、8/6(金）になります。課題は「虫をつかまえたこと」「おにぎりを作ったこと」です。書くことを見つけておいてください。そして「暗しょうチェック」をしますので、八月の暗しょう長文の1.2.3の三百字の暗しょうにチャレンジしましょう。楽しい夏休みをお過ごしくださいね。