低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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テスト はなちゃん
最近期末テストがあった。たくさん勉強しただけあって良い点数が取れた。普段はあまり勉強もしないし、勉強が好きというわけでもない。だけど私はテストがあった方が良いと思う。
第一の理由として、テストがないとなかなか集中して勉強しないからだ。もちろん、中にはテストがなくても勉強が好きだからするという人もいるかもしれないが、ほとんどの人の場合、私のように、テストがなかったら、なかなか集中して勉強しようという気持ちにはならないと思う。この間のテストでは、ノート持ち込み可能のテストのノートは一週間位前までに仕上げて、他の教科のノートも作って勉強した。学校でもテストの週は休み時間に友達と図書室に行って勉強をしたりした。そしてテストとテストの間の自習の時間はなるべく友達との会話は控えて、勉強したり、勉強中に沸き出て来た疑問を先生に聞きに行ったりした。
また第二の理由としては、テストがあると勉強の成果がわかりやすいからだ。テストを受けてみて初めて自分の弱点がわかるということもある。ずっと英語では弱い所はないと思っていても、テストを受けてみて文法が弱いと気付いて、次回のテストからは文法の勉強をもっとするなどという勉強法の改善だって出来る。それになにより、自分が一生懸命勉強した成果が点数という数字に現れるからだ。あまり良い成績でなければ、「もっと努力しなきゃ。」と思えるし、良い成績を取れば「やった。」と言う気持ちと同時に、「みんなにもっとほめられたいからもっと努力しなきゃ。」という気持ちにもなれる。だからテストはあった方が良いと思う。
確かに、テストのためだけに勉強するというのはいいこととは言えないし、テストの結果がすべてではない。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるようにテストの良い面をうまく利用していくことが大切だと思う。テストで良い成績をとるには勉強と努力が必要だ。でもテストで良い成績を取ればとてもうれしいし、そのテストが大学の入試だったら自分の今後の人生が大きく左右されることになる。だから普段のテストから努力を重ねていれば夢も叶うかもしれない。
講評 takeko
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