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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   めだか、めだか、めだか   かこちゃん

「パラパラ。」
わたしは、毎朝学校に着くと、めだかのえさやりをしている。なぜなら、わたしはし育委員になっていて、めだかのえさやりの係をたん当しているからだ。えさやりは、朝と放課後の二回だ。水そうのそうじは理科の先生のけんいち先生がするが、わたしも手がよごれす、めだかにもストレスがあまりたまらないはずの仕方でそうじをしている。このそうじの方法は、魚を移すときのあみで、水そうのかべをこすりつけるだけだ。
 最近、春から一ヶ月くらい前まで、たまごが生まれ続けていたため、子めだかがたくさんいる。子めだかは上から見ると、まるでおたまじゃくしのようなすがたで、泳ぐ速さも同じくらいだ。子めだかは、大人のめだかのいる水そうにいると、えさとしてまちがえられ、食べられてしまうので、たまごのうちから別の水そうに移している。
 ある日、水そうの子めだかを見にいくと、前まで二十ぴき以上もいた子めだかが、その半分以下にへっていた。わたしはあまりにも少なくなっていたので、クラスの人に相談してみると、とも食いではないかという答えが返ってきた。わたしは、一番最初にふ化しためだかがかなり大ききなっていたことを思い出した。あわてて先生に伝えると、先生もそうかもしれないと言った。しかし、いくら大きい子めだかでも、さすがに仲間を食べることはできないのでは?という疑問が出てきた。このなぞを解こうと、大きい子めだかを探したが、動きがす早いため、そのめだかだけをずっと追いかけて観察し続けるのはむりだった。今でも、この疑問は解けないままだ。
 だんだん気温が上がり、めだかも苦しい時期になったのか、ある日、えさをあげようとしたら、めだかがわたしの方を向いて死んでいた。わたしは思わす、
「ギャー。」
とさけんでしまった。先生に伝えて、その死んだめだかを土にうめてあげようと思ったが、先生がいなかったため、次の日にすることにした。次の日、先生を呼んで、そのめだかの死がいを取ってもらおうとしたら、先生がピンセットで持ち上げたしゅんかん、ドロッとくずれてバラバラになってしまった。わたしは、予想もしていなかったことに、少しの間、何も言えなくなってしまった。しかし、今まで大事に育ててきためだかだったので、クラスの他の人も連れて行って、一緒にめたかを土にうめた。うめたところには石を置き、花もそなえた。
 わたしは、育てている動物には、いつの間にか愛情がこもっていくものだということが分かった。

   講評   nakami


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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