- ● プレ受験作文6.3週 (97字) 森川林 nane 2021年06月18日 18時01分
12694 (森川林日記)
「たくさんの人と協力」
・データ実例は、P141
多様な外国人も含めた協力→クラスの協力が将来異なる国との協力にもつながる
・意見の対比……すぐれたリーダーより協力
・難語……多様性、共感、共生など。
- ● 難しい言葉を使って書く (387字) 森川林 nane 2021年05月07日 20時33分
12454 (森川林日記)
併(しか)しながらこの盛事は、静かにこれを省みるに、実に安穏平静のそれに非ずして、内に外に波瀾万丈、発展の前途に幾多の困難を蔵し、隆盛の内面に混乱をつつんでゐる。即ち國體の本義は、動(やや)もすれば透徹せず、学問・教育・政治・経済その他国民生活の各方面に幾多の欠陥を有し、伸びんとする力と混乱の因とは錯綜表裏(さくぞうひょうり)し、燦然(さんぜん)たる文化は内に薫蕕(くんいう)を併(あわ)せつゝみ、こゝに種々の困難な問題を生じてゐる。今や我が国は、一大躍進をなさんとするに際して、生彩と陰影相共に現れた感がある。併しながら、これ飽くまで発展の機であり、進歩の時である。我等は、よく現下内外の真相を把握し、拠(よ)つて進むべき道を明らかにすると共に、奮起して難局の打開に任じ、弥々(いよいよ)国運の伸展に貢献するところがなければならぬ。 「國體の本義」より
※難語の例として
- ● GIGAスクール構想による「1人1台端末」の時代のプログラミング学習 (2966字) 森川林 nane 2021年04月13日 15時26分
12377 (森川林日記)
GIGAスクール構想による1人1台端末の時代のプログラミング学習を言葉の森で
言葉の森のプログラミング講座は、言葉の森だけのオリジナル講座です。
■オンラインのプログラミングクラス 無料体験学習受付中
■学習内容:Scratch、Micro:bit、JavaScript、HTMLとCSS(PHP、MySQLも予定)
■対象学年:小学4年生以上
■受講料:月4回各45分月額4,400円(ほかに、教材として市販の図書を各自ご用意いただきます)
■お問い合わせは、電話0120-22-3987(平日9:00~19:30)
●全国の小中学生に1人1台の端末が渡される時代
GIGAスクール構想により、この4月から、全国の小中学生に1人1台の端末が無償貸与されることになりました。
この端末は、学校で使うだけでなく、家庭に持ち帰って使うことが前提になっています。
これをネットを見るだけに使わせるのではなく、オンライン教育に生かすチャンスです。
●プログラミングは、出来る出来ないがはっきりしやすい学習
国語や図工や音楽や体育は、特にそのための学習をしなくても、ある程度はできるようになっています。
しかし、英語や数学などの勉強は、その勉強の知識を独自に習得しなければ、全くわからないというところが出てきます。
プログラミングも、同じです。
プログラミングの知識を何も知らない人が、自分の感覚だけに頼ってプログラミングを操作することはできないので、学習したことのある人とない人との差がはっきり出るものなのです。
●食わず嫌いにならないために必要なプログラミング学習
大事なことは、プログラミングと聞いただけで、「したことがない」とか「わからない」とか言って、あっさり避けてしまう人にならないことです。
プログラミングの学習は、ある程度時間がかかるために、学習したことがない人は、初めからプログラミングの話に関わることを諦めてしまうところがあります。
この傾向は、学年が上がるにつれて強くなっていくので、小学校高学年から中学生や高校生になると、プログラミングの学習をした人としていない人の差はかなり大きくなってしまいます。
そして、プログラミングの知識がある程度ありさえすれば簡単にできることが、最初から自分には無理だとあきらめてしまうことにもなりかねないのです。
●世の中のプログラミング教室の多くは、面白さ優先の単品プログラミング教育
2020年からプログラミングが学校の教科として必修になったことから、プログラミング教室が全国各地で様々な形で生まれています。
しかし、その多くは、子供たちを面白さでひきつけるような仕組みになっていて、教える内容もプログラミングを学んでゲームを作るとかプログラミングを学んでロボット動かすといった単品のプログラミング教育になっているところが多いのです。
小学校低中学年のころは、面白さを動機としてプログラミングの学習を始めることにも意味がありますが、大事なことは、そこから発展して自分でプログラミングの学習を進めていけるような土台を作ることです。
だから、プログラミング教室を選ぶひとつの基準は、単なる面白さだけでなく、将来より高度な言語に発展させる道筋があるかどうかということなのです。
●子供たちの将来の目標は、プログラミングを仕事にすることではない
現在、プログラミング教室を運営している人たちの中には、自分自身がプログラミングで仕事をしていたという人も多くいます。
すると、プログラミング教育の目標や方向も、自然に将来プログラマーになるようなところで考えがちです。
しかし、子供たちのほとんどは、将来プログラミングの技術を生かしてゲームを作ったりシステムをメンテナンスしたりするような仕事にはつきません。
子供たちはもっと自分自身の個性を活かした仕事に携わるようになるはずで、その仕事を支える一つのツールとしてプログラミングの知識と技能があるという関係なのです。
これはちょうど自動車の運転と似ています。
自動車の運転を学ぶ目的は、バスの運転手になったり、レーサードライバーになったりすることではありません。
日常生活の中で車があったら便利だというときに、車を運転できる力をつけるために車の技能を身につけています。
プログラミングもこれと同じで、プログラマーになることが目的ではなく、自分の生活や人生をより豊かで便利にするためにプログラミングを学ぶということなのです。
●将来の人生に役立つプログラミングは、ウェブページの操作
将来、子供たちが自分で仕事をするようになると、その仕事の内容を周囲の人に伝える手段が必要になります。
現在、そういう手段は、SNSやブログやYouTubeなどによってもカバーすることはできますが、その人のすることが個性的なものになればなるほど、また単に情報を伝えるだけではなく他の人に参加を呼びかけて組織的な運営をするようになればなるほど、自分独自のウェブページというものが必要になります。
現在、このウェブページは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)としてワードプレスなどを利用することで手軽にできるようになっていますが、自分のやることが発展してくると、既成のCMSだけでは物足りなくなり、一部を手直しするような必要も出てきます。
そのときに役に立つのが、プログラミングの知識です。
これをもしすべて人に任せるとなると、時間的にも金額的にもきわめて無駄が大きくなり、結局やりたいことをあきらめるということになりかねません。
プログラミングの学習の目的は、将来自分が個性的な仕事をする際に役に立つ知識と技術を身につけておくということにあるのです。
●新しい知識や技術を貪欲に学ぶ姿勢
これからの世の中は、様々な分野で技術革新が進み、その速度と広がりはますます大きくなっていきます。
社会に出てから遭遇する新しい知識は、これまでのように学校で学ぶものではなくなってきます。
このときに、新しい技術やシステムにすぐに対応できる力は、独学力と言われるものです。
新しい技術を見たらすぐにそれに関心を持ち自分の仕事や生活に生かそうという姿勢を持つ人と、従来の古いやり方を大事にしいつまでも技術革新から距離を置く人との間では、使える技術の格差はますます広がっていきます。
今の時代にプログラミングを学ぶというのは、新しいことを貪欲に吸収するという姿勢を作るためにも必要です。
これからの世の中を変えていくのは、この新しい知識に対応できる人や組織だからです。
●言葉の森のオンラインクラスのプログラミング講座
言葉の森では、オンラインクラスで、プログラミング講座を開いています。
1クラスの定員5名以内の講座ですから、気軽に参加でき、友達や先生との交流の場もあります。
授業内容は、テキストをもとにした自主学習方式で、誰でも自分のペースで学習できます。
学習の途中でわからないところが出てきたら、先生の個別指導の際に質問できます。
無料体験学習ができますので、希望される方は、言葉の森までお電話でお問い合わせください。
電話0120-22-3987(平日9:00~19:30土曜9:00~12:00)
- ● 国語力が必ずつく新しい学習法――国語読解クラスの無料体験学習受付中! (1537字) 森川林 nane 2021年04月04日 22時39分
12337 (森川林日記)
国語力が必ずつく新しい学習法――国語読解クラスの無料体験学習受付中!
国語は、勉強をしても成果が上がらない教科と思われています。
学習塾でも、力を入れているのは算数数学が中心で、国語はおまけ程度というところがほとんどです。
なぜ、国語は勉強をしても成果が上がらないのでしょうか。
それは、勉強の仕方が間違っているからです。
国語の勉強法で、最も多いのは国語の問題集を解くことです。
しかし、それで成績が上がる子はほとんどいません。
問題を解いて、合っていた問題は、もともとやらなくてもできた問題です。
合っていなかった問題は、読む力がなかったか解き方が違っていたからできなかった問題です。
だから、時間をかけて問題集を解いても、ほとんど何も身につかないのです。
問題の解説を読む、あるいは先生の解説を聞くというのはひとつの方法です。
しかし、そういう受け身の方法は、深い理解には結びつきません。
言葉の森の国語読解クラスの方法は、全く違います。
まず、生徒が自分で問題文を読みます。そして、それを先生に説明し、先生の質問に答えます。
自分で主体的に読んで説明するということが大事で、しかも1冊の問題集を5回以上繰り返します。
難しい文章は、精読することによって頭に入ります。精読とは詳しく読むことではなく、繰り返し読むことです。
次に、読解検定の正解をもとに、なぜ正解がその答えになるのかを生徒自身が説明します。
○の選択肢はなぜ○なのか、×の選択肢はなぜ×なのかを、理詰めに説明する力をつけるのです。
そのかわり、国語問題集の問題は解きません。
問題を解くのは、読解検定の問題だけで十分で、問題集の問題まで解くのは時間の浪費だからです。
このようにして読む力と解く力をつけていくと、誰でも確実に国語力がつきまます。
これは、小学生から高校生まで、どの学年にも共通する国語の学習法です。
こういう国語の勉強をしているところは、言葉の森以外、たぶんどこにもありません。言葉の森だけの独自の学習法です。
この学習法で、どの子も国語の成績を上げていきました。
この国語読解クラスの無料体験学習を行います。
体験学習は、連続2回、同じ曜日・時刻・先生のクラスでの受講となります。。
対象学年は、小1~中3。言葉の森の生徒以外の方も体験学習ができます。
無料体験学習のお申し込みは、お電話でお願いします。
電話0120-22-3987(平日9:00~19:30、土曜9:00~12:00)
ウェブから直接体験学習をお申し込みいただくこともできます。
その場合は、次の手順でお願いします。
不明な点は、お電話でお問い合わせください。
- ● プレ受験作文講座を開催します (871字) 森川林 nane 2021年03月24日 22時16分
12282 (森川林日記)
プレ受験作文講座を開催します
4月~9月、プレ受験作文講座を開催します。
曜日時刻は、金曜日18:00~です。
対象は、新小学6年生で、言葉の森の作文講座を受講している生徒です。
受講料は3,300円です(これに通常の作文講座の料金が加わります。)
テキストは、下記の2冊を各自ご用意ください。
「
小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版)1.320円
「
朝日ジュニア学習年間2021」(朝日新聞出版)2,530円
公立中高一貫校の受験対策用の作文指導については、これまで志望校対応の受験作文コースを9月ごろから受講できるようにしていました。
しかし、この4月から、一般的な受験作文指導としてプレ受験作文講座を開始することにしました
その理由は、現在、小6で行っている作文指導は、課題こそ難しいものの、表現項目としては、書き出しの工夫・結びの工夫・たとえなど、生活作文的な要素が強いものが多いからです。
受験作文の対策としては、より意見文的な面が求められる面があります。
そこで、データの引用、自作名言、反対意見への理解など、意見文に使える表現項目と構成の仕方を、受験作文コースに入る前に、練習できるようにしていきます。
練習は、先生の講義を聞いて、生徒が構想図を書き、それを全員で発表する形で進めて行きます・。
プレ受験作文講座では作文の実習・添削は行いませんので、作文を書く練習は、作文講座の方で行ってください。
講座数が限られているため振替はできません。
そのかわり、受講生は授業の記録動画を見ることができます。(授業の動画を見ることができるのは、受講している生徒のみです。)
曜日時刻が限定されているため、授業に参加できない人も多いと思いますので、講義内容はホームページで公開していきます。
プレ受験作文講座は体験学習はありませんので、受講を希望される方は、1回目から直接参加となります。
1クラスの定員は5名で、先着順です。(クラス数は、今後増やす予定です。)
受講を希望される方は、保護者掲示板からご連絡ください。
- ● 現状の報告と今後の展望 (1764字) 森川林 nane 2021年03月22日 10時15分
12270 (森川林日記)
現状の報告と今後の展望
3月1日から、中根がやっと教室で仕事ができるように復帰しました。
この間、みなさんにいろいろご迷惑をおかけしました。
不便な中のみなさんのご協力に深く感謝します。
入院の理由や経過などは、末尾に載せますので、時間のある方はごらんください。
11月からの入院中は暇だったので、新しいビジョンをいろいろ考えましたが、実際に着手するとどれも意外と時間がかかり、まだ十分に軌道に乗っているとは言えません。
しかし、今後、だんだんと通常運転に戻っていくと思います。
さて、現在の作文の生徒数は、この10年ほどの中で最も減少しました。
これは、みなさんも実感していると思います。
この生徒数を増加に転じさせるとともに、今後、新しいオンラインクラスの拡大を目指していきます。
そして、将来、日本一のオンラインスクールを作っていきたいと思います。
オンラインクラスに関しては、昨年2020年のコロナ休校で大きく参加者を増やしました。
しかし、今春はリアルな塾通いが復活したため、オンラインの春期講習はほとんど増えませんでした。
今、オンラインクラスに参加しているのは、オンラインのよさがわかっている人と、一部の先進的な人だけです。
ですから、オンラインクラスの増加は、しばらくは徐々に進み、やがて途中から加速するという状況になると思います。
オンラインクラスの特徴は、Zoomの利用や画像のアップロードなどで初めての参加が難しいことと、逆にいったん参加すると生徒や先生との対話があるため継続率が高いことです。
継続率が高いということは、退会する人よりも入会する人の方が多いということですから、今後、オンラインクラスの参加者を増やすことで、生徒数を増やすことができるといいう展望があります。
言葉の森には、独自の作文指導以外に、読解指導や暗唱指導や読書紹介や創造発表指導やプログラミング指導などのオリジナルな取り組みがいくつもあります。
また、今後、オンラインクラスのプラットフォームに乗せれば、さまざまな新しい講座の開発が可能です。
これらの講座のひとつがキラー講座になれば、その講座が牽引する形で他の講座の生徒数も自然に増やすことができます。
今後、保護者とのコミュニケーションで内部充実を図りながら、キラー講座を探り当てて生徒数の大幅拡大を目指していきたいと思います。
====
以下は、入院の理由や経過です。
2020年5月29~31日にほぼ不眠の仕事が続き、それがきっかけで6月1日から全身がアトピーになりました。
自己流で対応していましたが、自己流のやりすぎで悪化したので、病院に行くことになりました。
しかし、病院からもらった薬も、自己流で飲まなかったり急にやめたりしたために更に悪化し(笑)、歩くのも不便になり、肝機能も急速に低下し、高熱が続き、結局入院させられることになりました。
入院後、わけのわからない検査をいろいろさせられ、悪性リンパ腫のステージ4だと言われ、抗がん剤治療を受けさせられることになりました。
しかし、その後、やはりリンパ腫ではなかったが何が原因かわからないということになったので、抗がん剤治療の継続を断り、12月末に退院しました。
抗がん剤治療を断ったときは、主治医の先生から、今やめたら3月にはもうあの世に行っているだろうと脅されました(笑)。
退院後しばらくは、白血球や赤血球や血小板が少なく、肝機能が低く、全身の湿疹があり、筋力が低下していましたが、3月の血液検査では、血球や肝機能はもとに戻りました。
湿疹や筋力は、徐々に回復に向かっているところです。
抗がん剤の副作用で髪の毛がなくなり、ステロイドの影響で皮膚が内出血しやすくなりましたが、これも今は徐々に回復に向かっています。
この間、本当に多くの人に助けてもらったり、貴重なアドバイスをしてもらったりました。これは今も続いています。
今回の体調悪化の原因は、今もわかりませんが、結局治すには、自分の自然治癒力にがんばってもらうしかないと思っています。
私の予定としては、少なくとも90歳まで現役で、100歳までは生きるつもりですので、それまでの間に言葉の森を発展させ、日本をよりよい国にするためにがんばりたいと思います。
- ● 国語読解クラスで、本当の国語力と成績を上げる国語力の両方を身につける (691字) 森川林 nane 2021年03月21日 11時39分
12269 (森川林日記)
国語読解クラスで、本当の国語力と成績を上げる国語力の両方を身につける
動画
https://youtu.be/UWj9S4dycLs
- 本当の国語力とは、文章を読み取る力。
特に難しい文章をバリバリ読み取る力。
昔、高校生の読解の練習で「方法序説」の1章分を読ませていたところ、途中で全員が寝てしまった。
(「方法序説」はどちらかと言えばわかりやすい本なのに)
- しかし、本当の国語力だけでは成績はある程度までしか上がらない。
ここで解き方のコツを身につけることが必要になる。
しかし、コツというのは、厳密に読むコツのことだから、それなりに難しい。
例えば、小6の読解検定の問題文で「ご託を並べ始めた」という語彙が出てくるが、これがわからないと厳密に読めない。
- 国語読解クラスでは、本当の国語力と成績を上げる国語力の療法をつけることを目標としている。
- その方法は、
(1)先生が解説するのではなく、生徒が自分で考えて説明できるようにすること。
(2)読解問題を解くのではなく、問題文を繰り返し読むこと。
- 読む力はどのようにしてつくのか。それは、「読書百遍意自ずから通ず」によって。
問題集読書は1冊を5回繰り返し読む。そのために、小中学生の場合は音読が必要。
それだけ読んでもわからないところだけ先生に聞く。
- 解く力はどのようにしてつくのか。それは、問題文を厳密に読んで他人に説明することによって。
授業のサンプル(後半3分)を聞くと、みんな真剣に読み取っていることがわかる。
先生の解説を聞くだけでは、右の耳から左の耳へ行くのがオチ(笑)。
- 国語力を短期間でつけたい人は、国語読解クラスの体験学習を。(2週連続3,300円)
- ● 日本語教育が世界のトレンドになる日 (1024字) 森川林 nane 2021年03月19日 11時24分
12259 (森川林日記)
日本語教育が世界のトレンドになる日
言語には、伝達の役割と人間の思考力を形成する役割とがあります。
伝達の役割として重要なことは、世界の多くの人によって使われていることで、現在は英語と中国語が伝達の機能として最もよく使われている言語です。
しかし、言語には同時に、人間の考え方の枠組みを形成する役割があり、それは言語の教育的機能と呼ばれるべきものです。
そして、今後は、言語の伝達的機能よりも教育的機能の方が重視される時代がやってきます。
なぜならば言語の伝達的機能は、人工知能の発達によって、いずれは自動翻訳が可能になる時代がやってくるからです。
それに対して、言語の教育的機能は人間の身体的な成長に結びついているものですから、人工知能によって代替することはできません。
このときに、日本語の教育的な機能が大き見直されるようになるのです。
日本語は、世界の言語と比較しても多くの語彙を持っています。
また、漢字かな交じり文という独特の形式によって、名詞と動詞が区別しやすくなっています。
音素数の少なさから、同音異義語が多いという特徴もあります。そのため、文脈から言葉の意味を推測する必要があります。
母音言語という特徴から、自然の音に対して共感を持ちすくなるという面もあります。
膠着言語という性質によって,文の最後まで聞かないと意味が確定できないということもあります。
これらの特徴がどういう教育的作用を生み出すのかという研究が進むと、子供のころから日本語で学んだ人は思考力や創造力や感受性が豊かに育つ傾向があるということが分かってくると思います。
すると、小学1~3年生の幼小期にまず教育的機能としての日本語を学び、そのあと伝達機能としてその国の言語を学ぶということが、世界の教育の大きなトレンドとなってくると思います。
ところで、日本語は話し言葉としては習得しやすい言語だと言われています。それは、複雑な文法的規則が少ないからです。しかし、書き言葉に関しては、逆にかなり難しい言語なのです。
そこで、言葉の森では、単に日本人を対象にした作文教育をするだけでなく、外国人をも対象にした作文教育も進めていきたいと思っています。
これから、日本は大きな自然災害に見舞われる可能性が高くなります。すると、海外のさまざまな地域に移住する日本人も増えてくるでしょう。そういう世界に散在する日本人が、日本文化を維持するための要となるのが日本語なのです。
- ● オンライン春期講習、新小2~新中3対象。教材1冊無料プレゼント中! (2824字) 森川林 nane 2021年03月18日 17時25分
12256 (森川林日記)
オンライン春期講習、新小2~新中3対象。教材1冊無料プレゼント中!
言葉の森では、3月22日~4月5日、
オンライン春期講習を行います。
時間帯は、9:00~、10:00~、11:00~、13:00~、14:00~の45分単位です。
対象は、新小2~新中3の生徒で、受講する教科・曜日・時刻・回数は自由に選べます。
教科は、国語・算数数学・英語・暗唱・読書・理科実験工作・公中文系・公中理系。
受講料は1コマ(45分)1.650円で、1コマから受講できます。
春期講習用の教材は
教材注文フォームから注文できますが、1教科分の教材は無料プレゼントとなります。
例えば、試しに国語の授業を1回受けてみたいという方は、国語の教材を無料として参加することができます。
言葉の森のオンライン教育は、1クラスの生徒数を5名以内に限定した全員参加型の個別指導の授業が特徴です。
この機会に、ぜひ言葉の森のオンライン教育を体験してみてください。
なお、新中1の教材は、中学の最初の授業を先取りする内容です。
春休みの間に、中学での勉強の予習をして、余裕のあす新年度を迎えてください。
●なぜ言葉の森のオンライン教育がいいのか
言葉の森のオンライン教育は、普通に学習塾が行っているような「オンライン教育」とは質が違います。それは、リアルな通学塾よりもずっと優れた特徴を持つ新しいオンライン教育なのです。
リアルな通学形式の学習塾には、いくつかの弱点があります。
第一は、通うのに負担があるということです。特に、家から時間のかかるところでは、両親が送り迎えをしなければならないこともあります。その点、オンラインの教育であれば、家庭でそのまま学習に参加することができます。
通学塾の弱点の第二は、受講料が比較的高額であることです。それは、教室という形を取っている以上ある程度やむを得ないことですが、教室の造作は子供の勉強には影響しません。
第三は、今後コロナなどの感染症の新しい発生があった場合、通学塾もオンラインに切り替えざるを得ないことです。しかし、その場合のオンライン化は、一方向のビデオ授業のような形にならざるを得ないでしょう。そういうオンライン化では、子供たちの個別指導まではカバーできません。臨時の「オンライン教育」では、そこまでの仕組みはなかなか作れないからです。
●言葉の森のオンライン教育の特徴
言葉の森の作文指導は、小学生から始めて、高校生や社会人になるまで続けることができます。そういう長期間の勉強の見通しがある中で、小学校低中学年からオンライン教育のクラスに参加すると、そこで自然に勉強の友達ができます。その勉強の友達は、小学校高学年、さらには中学生や高校生になっても続く可能性があります。実際に、オンラインのクラスで知り合った生徒どうしがサマーキャンプに参加するということがよくあります。
勉強を通して友達ができるというのが、言葉の森のオンライン教育のひとつの特徴です。
言葉の森のオンライン教育のもうひとつの特徴は、通常の国語、算数数学、英語などの教科の講座以外に、創造発表、暗唱、読書、プログラミング、理科実験工作など子供たちの創造性を伸ばす講座がいくつもあることです。これらの講座はすべて言葉の森のオリジナル講座で、他の教室にはない言葉の森だけの特徴ある講座です。
言葉の森のオンライン教育の第三の特徴は、参加生徒全員に対する個別指導を行っていることです。これは、5人以内の少人数クラスだからできることで、言葉の森では、1回の授業の中で、生徒の自学自習、生徒どうし読書紹介などの交流、生徒一人ひとりに対する個別指導などを組み合わせて指導をしています。
●参加しやすく実力がつき楽しく勉強ができるオンライン教育
言葉の森のオンラインクラスでは、欠席したときの振替が自由にできます。他のクラスに振替で参加すると、友達の輪が広がるという予想外の効果もあります。
授業の中の読書紹介では、毎日の読書の習慣がつき、友達の読書紹介を参考にして読書のジャンルが広がります。(読書紹介は、作文クラスでは毎回行っていますが、国語・算数数学・創造発表など作文以外の他のクラスではその講座の授業時間が長くなるため行っていない場合があります。)
年4回の全国学力テスト(自由参加)では、学力の客観的位置を知ることができます。この学力テストは小1~中3が対象です。これとは別に小5・小6を対象とした公中検模試も年に4回程度行っています。
月1回の保護者会(自由参加)では、先生に対する質問や相談ができます。また、保護者どうしの意見の交換も参考になります。
夏のサマーキャンプ(那須合宿所・自由参加)では、普段勉強しているオンラインの友達と自然の中で交流ができます。参加要項は、5月ごろに発表します。
●春期講習にご参加ください
言葉の森では、3月22日から4月5日にかけてオンライン春期講習を行います。
授業時間は、9:00~、10:00~、11:00~、13:00~、14:00~の45分単位で、希望の時間と希望の教科を選んで参加できます。
対象学年は、新小2~新中3で、教科は、国語・算数数学・英語(小5.小6)・暗唱・読書・公中文系(小5.小6)・公中理系(小5.小6)・理科実験工作などがあります。国語・算数数学・英語・公中文系・公中理系などの教材のサンプルは、ウェブでごらんいただくことができます。
参加費用は、1コマ1,650円で、何コマでも自由に選択できます。
春期講習に関するお問い合わせは、言葉の森までお電話でお尋ねください。
春期講習は、ウェブから直接参加申し込みをすることもできます。
https://www.mori7.com/teraon/shlist.php?kjb=20210322
●通常の授業にも体験学習で参加できます
生徒のみなさんの中には、塾や進研ゼミやZ会で教科の勉強を行っている方も多いと思います。その場合、新たに言葉の森の国語や算数のオンライン授業を受けるのでは、勉強が二重になってしまいます。そういうときは、言葉の森の理科実験工作や暗唱や読書などの授業に参加されるとよいと思います。
体験学習は有料で、2回連続3,300円です。
体験学習を希望される方、又は詳しくお知りになりたい方は、言葉の森までお電話でお尋ねください。
●今なら春期講習の教材が無料
3月中にオンライン春期講習を申し込まれた方には、春期講習の教材を1教科分無料で進呈します。
教科は、国語(小2~中3)・算数数学(小2~中3)・英語(小5.6)、公中文系(小5.6)、公中理系(小5.6)のいずれかです。
教材注文のページのひとこと欄で、無料にする教材名を指定してご注文ください。
https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php
- ● 新年度の自主学習教材の差し替えについて (1235字) 森川林 nane 2021年03月11日 13時44分
12226 (森川林日記)
新年度の自主学習教材の差し替えについて
2月より自主学習教材の注文受付を行っていましたが、その後、教材をさしかえる問題集が何種類か出てきました。
この教材さしかえはこちらの責任で行いますので、お客様には新たな費用は発生しません。
またすでにお手元にある問題集については、そのままお使いいただいて結構です。
このようにさしかえが必要になった理由は、
1)当初、2021年度から利用する学力テストを行っている出版社の教材を採用することを優先した
2)2021年度の教育改革に関連して新年度の教材の発行が遅れ内容の確認が遅くなった
などのためです。
しかし、一度確定した教材を見直してみると、次のような問題があることがわかりました。
1)国語の教材(「ほーぷ」「小学錬成テキスト」)の問題文があまり難しくなかった。(国語の問題集読書は難しい文章を読むことが大事なので、問題文はある程度難しいものの方がよいため)
2)英語の教材(「ほーぷ」)で、文法的な説明が弱いように思われた。
3)数学の教材(中学生の「錬成テキスト」)で、問題の量は多いが、易しい問題が多く、難しい問題が限られているように思われた。また、英語は文法的な説明がやや少なく、数学・英語・国語に共通して文字のサイズが小さく読みにくい面があった。
そこで、教材のテキストを次のように変更することにしました。
すでに変更された教材になっている方はそのままで問題ありませんが、変更前の教材をお持ちになっている方については、これから変更後の新しい問題集をお送りします。
この新しい問題集については、新たな費用は発生しません。
また、すでにお持ちの変更前の教材については、返却される必要はありません。
なお、オンラインクラスでは、変更前の教材でも、変更後の教材でも対応できるようにしていますので、授業の中でどちらの教材をお使いいただいても結構です。
学年と教科 | 変更前 | 変更後 |
小1の国語・算数 | ほーぷ | ウィンパス |
小2の国語・算数 | ほーぷ | ウィンパス |
小4の国語 | 小学錬成テキスト | 小学実力錬成エフォート1 |
小5の国語 | 小学錬成テキスト | 小学実力錬成エフォート2 |
小6の国語 | 小学錬成テキスト | 小学実力錬成エフォート3 |
小5の英語 | ほーぷ | 標準新演習 |
小6の英語 | ほーぷ | 標準新演習 |
小6のアインストーン文系1 | なし |
小6のアインストーン文系2 | なし |
小6のアインストーン理系1 | なし |
小6のアインストーン理系2 | なし |
アインストーン文系1・2、理系1・2は、アインストーン国語・社会・算数・理科と問題が重複していたため使用しません。料金は発生しません。 |
中1の国語・数学・英語 | 錬成テキスト | 発展新演習(2021年度版) |
中2の国語・数学・英語 | 錬成テキスト | 発展新演習(2021年度版) |
中3の国語・数学・英語 | 錬成テキスト | 発展新演習(2021年度版) |
今回の教材の見直しのため、3月以降にご注文いただいた方への教材発送が遅れてしまったことをお詫びいたします。
なお、春期講習の教材については変更はありません。
- ● 「山のたより」の月1回郵送の廃止について――今後はオンライン中心の運営に (563字) 森川林 nane 2021年03月11日 11時40分
12225 (森川林日記)
「山のたより」の月1回郵送の廃止について――今後はオンライン中心の運営に
言葉の森では、これまで、月1回「山のたより」の印刷物をまとめてお送りすることにしていました。
しかし、言葉の森に参加して間もない保護者の方から、「何週間も前の講評がなぜ今ごろ送られてくるのか」という質問が多かったため、やり方を検討することにしました。
現在、「山のたより」はいつでもウェブで見られるようになっています。
https://www.mori7.com/oka/iyama.php
すると、印刷物で時期のずれたものをお送りするよりも、ウェブで見ることを通常の状態にしていただいた方がわかりやすいのではないかと思いました。
このため、3月から「山のたより」の郵送を廃止することにしました。
お知らせが遅くなってしまったため、保護者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
なお、言葉の森の今後の運営は、更にオンライン化を進める予定です。
しかし、現在の問題は、昔作成したパソコン対応のページがまだ多いことです。
今後は、スマホでも操作しやすいページ作りを進めていく予定ですので、不便なページがあるようでしたら、保護者掲示板などでお知らせくださるようお願いいたします。
https://www.mori7.com/teraon/hkei.php
- ● これからの勉強で必要なものは何か (354字) 森川林 nane 2021年03月10日 13時04分
12219 (森川林日記)
これからの勉強で必要なものは何か
動画
https://youtu.be/yXZ2vmcmrgM
- 今は明治維新の前夜と同じ
- 当時の人たちもほとんどは何が起きているかわからなかった
- 今も未来の予測はオープンに語られているが、日常生活の中では実感できない。
- これまでよかったことが無意味になり、これまで知らなかったことが脚光を浴びるようになる時代。
- 例えば、AIの時代には、旧来の勉強ができること=記憶力がよいことは価値がなくなる。
- 例えば、今ある安定した仕事と思われているものの多くは、ロボット化される→グローバル時代には、ロボット化を進めた企業が勝つ=ロボット化できない企業は負ける。
- こういう時代に生き残るには、個性を伸ばすしかない。
- 個性+創造性とその土台としての学力←学力だけが突出していた時代は過去のものになっている。
- ● 国語読解クラスの読解問題の勉強の仕方 (1182字) 森川林 nane 2021年03月08日 13時50分
12201 (森川林日記)
必ず国語の成績が上がる国語読解クラスの勉強の仕方
作文の勉強で国語の力はつきますが、国語の力はそのまま国語の成績になるわけではありません。
国語の成績を上げるには、国語の力とは別に、成績を上げる解き方のコツを身につける必要があるからです。
何年か前、中3のよくできる生徒がお母さんと一緒に相談に来ました。
「作文はよく書けるよになったが、国語の成績が今ひとつ伸びない」と言うのです。
そこで、国語の成績の悪かった問題を持ってきてもらい、1問ずつ説明してあげました。
全部詳しく説明するので、2時間ほどかかります。
すると、そのあと国語の成績が上がるようになり、やがて国語がいちばんの得意教科と言うまでになりました。
もちろん、第一志望の高校には合格です。
以前は、中学生や高校生を対象に、こういう個別説明をたまに行っていましたが、そのうち時間がとれなくなったので、国語の個別アドバイスを行わないようになりました。
しかし、その個別アドバイスのかわりに、国語読解クラスで国語力と読解力をつける学習をすることにしました。
現在、火1800のクラスで国語読解クラスを開いていますが、これを今後広げる予定です。
国語読解クラスは、国語の勉強と読解の勉強をします。
国語の勉強とは、読む力をつける勉強です。
読む力をつけるためには、読むことが大事です。
問題を解くことで読む力がつくのではなく、問題を解くために問題文を読むことで力がつくのです。
だから、いちばんいいのは、本人にとって少し難しい文章を繰り返し読むことです。
しかし、ただ読むだけでは張り合いがないので、先生が読んだ文章の内容についていろいろ質問をします。
これが国語読解クラスの国語の勉強です。
ところで、読む力をつけるだけでは、国語の成績はすぐには上がりません。
国語の成績に影響するのは、読む力とともに解く力だからです。
この解く力をつけるのが。国語読解くらすの読解の勉強です。
国語読解クラスの強化名のリンクから読解問題を見ると、前月までの問題が表示されます。
先生が最初に正しい答えを言うので、生徒はなぜそういう答えになるのかを説明できるように問題文を読みます。
間違えやすい問題は、言葉は違っていても内容が同じなので○という場合と、言葉は似ていても必ずしもそうとは言えない部分が入っているので×という場合です。
この答えの理由を説明することによって、厳密に読み解く力がつきます。
読む力がすでにある生徒は、解き方のコツを理解すれば、次の週からすぐに成績が上がります。
読む力がまだ十分にはない生徒は、読む練習と解く練習を並行して行っていくので、成績があがるのには少し時間がかかります。
しかし、ほかのどんな国語の勉強よりも短期間で確実に国語の成績が上がるのが国語読解クラスの国語と読解の勉強です。f
- ● 最近入手した未来予測の話 (602字) 森川林 nane 2021年01月29日 19時44分
11947 (森川林日記)
最近入手した未来予測の話
今後の予測の主な話と中根の感想を織り交ぜて。
- コロナは3月末から急速に収束する。
したがって、オリンピックは、テレビ放映中心で実施するらしい。
言葉の森も、サマーキャンプを家族キャンプという形で再開する予定。
リアルな教育もある程度復活するが、オンラインの利便性を経験した人はオンラインを継続すると思われる。
- その後、日本経済のバブルがさらにふくらみ、世界中のマネーが日本に集まってくる。
(このバブルには、仮想通貨のバブルも含まれるが、仮想通貨は将来は無意味になる。)
バブルの頂点は2023年秋から2024年初旬。
産業の中には衰退するものも数多く出てくるが、経済全体が不況になるというのではなく、むしろマネーの流入によって活況を呈する面も出てくると思われる。
起業・副業志向が生まれるので、言葉の森も、森林プロジェクトを中心に業務を拡大する予定。
- 早ければ2025から、新しい胃腸系パンデミックが登場し、世界中がパニックに陥る。
しかし、最終的には、日本の「水」技術が、このパンデミックを抑えることに成功するらしい。
そのときに役立つのが日本語の五十音図らしい。
- その後、パックス・ジャポニカの世界が来る。
ということです。
このシナリオを前提にして、当面、オンラインの生徒を増やすことを重点に仕事を進めていく予定です。
(オンラインクラス一覧表の上の方に、教科別、学年別の生徒内訳が載っています。)
- ● 役所体質のNTTコミュニケーションズとの交渉顛末記 (1848字) 森川林 nane 2020年09月26日 12時40分
11356 (森川林日記)
今後の参考のために。
そもそも引越しのときも、NTTコミュニケーションズの方の連絡ミスで確か1か月も電話が使えない状態が続いた。
しかも、なんの解決策も提示せず、「できませんね」の一点張り。
それに対してNTT東日本は、ほかの件でだが、できそうなことをいろいろな形で提案してくれた。
今回もそれと同じケースで、役所的なNTTコミュニケーションズと親身なNTT東日本の話。
パソコンを十数台同時に起動しZoomに接続すると、インターネットの接続がいったん切れる。
そして、しばらくするとつながる。そういうことがずっと続いていた。
さすがに、毎日だと支障が出るので、まずNTT東日本に相談。
すると、ONUを交換してくれることになった。
それが、相談したその日のうちに、「今日の夜9時までに届けます。交換するときのアドレスの交換依頼の電話は24時間いつでも受け付けます」という対応のすばやさで、さすがに驚いた。
しかし、ONUではなく、やはりNTTコミュニケーションズのルーターに問題がありそうなので、数日後、NTTコミュニケーションズに電話。
すると、最初の契約時に、パソコンを何台も同時につなぐからそれに対応したルーターをという設定するという話だったにも関わらず、「そんなにたくさんはつなげないものです」という話に。
話が違うのでかなり怒ったが、仕方ないから、もっと高性能のルーターに交換を頼んだら、翌日送られてきたメール添付の書類が、わけのわからないことを大量に書かせる書類で、その書類をもとにまた何日もかけて交換作業をするらしい。
あまりの役所的な対応のため、すぐに電話をして、「こんなのは書けない」と言うと、「それではできません」というこれも役所的な対応のみ。
普通は、向こうの方がシステムの事情に詳しいはずだから、こういうやり方もあるとか、ああいうやり方もあるという提案をするべきものだが、そういう顧客向けの話は一切なく、こちらが何を聞いても最低限の答え方をするだけ。しかも、ほとんどが、「無理です」「できません」のみ。
そこで、更に怒って、「もっと責任ある立場の人から、改めて電話説明を」と言って電話を切った。
と言っても、役所体質だからまた何時間もかけて、別の人が出てきてのらりくらり言うだけだろうと思ったので、すぐにまたこちらから電話をして、出てきた社員に事情を話して、「ちゃんと話ができる人から早急に電話を」と言っておいた。
そして、作戦を考えた。
これは、もう最初からどなってガンガンやるしかないと決めて、まともに話し合うことをしないことにした。
まともに話をしようとすると、結局、「できません」とか「だめです」とか言うだけだろうと思ったので。
そもそも、ルーターの交換1台に、どうしてわけのわからない書類を書かせるような手間ひまをかけるのか、という問題意識がない。
NTTコミュニケーションズは、自分たちの都合だけで仕事をしているとしか思えない。
数時間後、やっと電話があったので、電話口に相手が出たとたん、最初から怒鳴り散らした(笑)。
相手は役所だから、こちらの言い分だけをバンバン言って、相手の言い分は一切聞かない話し方で十数分怒鳴り続けたら、やっと、「では、それは機械の故障受付で」ということになった。
しかし、「故障受付の窓口に電話をし直して」という呆れた話で、そんなことをしたら、また何十分も電話録音の「おまたせして申し訳ありませんが、コロナウイルスの云々」という長時間言い訳メッセージを聞かなければならないので、「そっちら、交換担当に電話をして、こちらに電話をするのが当然だろ」と言うと、最初はそれはできませんと相変わらず言っていたが、どなり続けると、「では、そうします」ということになった。
それからの対応の早いこと。
すぐに交換窓口から電話があり、その日か翌日に交換してくれることになった。
そのときに、ルーターの仕様を聞くと、いろいろ初めて聞くことを教えてくれた。
要するに、向こうはちゃんと情報があるのだから、何か問題があったら、いろいろな提案ができるはずなのに、そういう対応は一切せずに(ここが、親身なNTT東日本と全く違うところだ)、自分の仕事が増えない範囲の最低限のことを言うだけ、それもほとんどが「できません」。
ということで、今日の午後3時に機器の交換に来てくれることになった。
向こうの言うとおりにやっていたら、何週間かかったかわからない。