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言葉の森オンライン新聞
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言葉の森新聞2025年4月4週号 通算第1848号 (4635字) 言葉の森事務局(jun) 2025/04/22 13:50:19 17306   1     

言葉の森新聞2025年4月4週号 通算第1848号
文責 中根克明(森川林)


■■4月29日(火)・30日(水)は休み

 4月29日(火)・30日(水)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。


■■5月3日(土)~6日(火)は「休み宿題」
 カレンダーに記載してあるとおり、5月3日(土)・4日(日)・5日(月)・6日(火)は「休み宿題」となります。
 作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php
 作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。


■■2025年4月保護者懇談会資料

●作文クラス

○小1の作文

 小1のころは、文字を読めても書くのはまだ慣れていません。
 また、指の力が弱いので長く書くことはできません。
 しかし、小1から作文の勉強を始めると、毎週作文を書く習慣ができます。
 この時期に大事なことは、「直さないこと」です。
 子供の作文を親や先生が見れば、直したくなるところはいくらでもあります。
 しかし、そこでよりよい文章にしようと思って、直すアドバイスをすると、みんな作文が嫌いになります。
 長続きするためには、間違いがあっても褒めるだけにすることです。

○小2の作文

 小2になると、書くことに慣れてくるので、長く書くことに喜びを感じるようになります。
 長さにいちばん関心が行く時期なので、作文の中身はあまり気にしません。
 この時期は、長く書いたら、その長く書いたことを認めてあげることです。
 小3になると、次第に中身に関心が行くので、長さにはこだわらなくなります。

○小3の作文

 小3になると、自由な題名から課題の題名になります。
 また、感想文の課題も出てきます。
 本当は、感想文を書くのは小5からでいいのですが、学校で夏休みの宿題の感想文が出ることがあるので、その対策として書き方を身につけておくために感想文課題を出しています。
 感想文になると、小3の生徒は、ほとんど書けなくなります。
 しかし、その難しい感想文を書いたところだけを褒めてあげるようにしてください。

○小5の作文

 小4までは、事実中心の生活作文でした。
 小5からは、中学入試問題に出てくるレベルの文章で感想文を書く課題が出てきます。
 小5の時期は、考える力がついてくるので、文章の要約をしたり、文章を構成的に考えたりすることができるようになります。
 算数の勉強も、小5から抽象的な問題が出てきます。
 作文の勉強は、小5から急に難しくなるので、課題フォルダの長文を読んでよく準備しておくことが必要になります。

○中1の作文

 小6までは、題材が中心になる事実文、説明文でした。
 中学生になると、主題が中心になる意見文になります。
 構成の仕方が変わるので、どの生徒もうまく書けなくなります。
 森リンベストなどを参考に書き方を工夫していくといいです。

○手書きの作文も、ChatGPTでテキスト化できる

 ウェブの記事です。
「ChatGPTで、手書きの作文も、テキスト化した作文になる」
https://www.mori7.com/as/5332.html
 将来、OCRの性能がよくなると、手書きの作文をテキスト化してアップロードするということが普通になると思います。

●基礎学力、総合学力、全科学力クラス

 現在の教育は、受験を中心に作られているので、知識の詰め込みという面があります。

 しかし、基本的な知識の教育は大事です。
 数学の因数分解などは、実社会で使う場面はまずありません。
 二次方程式の解は、解の公式で、出すことができるからです。
 https://www.mori7.com/izumi/gazou/2025/4221215570.jpg

 しかし、因数分解のいろいろな工夫をして解くのは、実は人間にとって面白いことなのです。
 それが、人間が本来持っている知的な向上心です。

 跳び箱を飛ぶとか、逆上がりをするとか、二重跳びをするとかいうのも、すべて大人になってから使うことはまずありません。
 しかし、そういうことができるようになるのは、人間の向上心にとって嬉しいことなのです。

 だから、勉強で重要なことは、思考力、創造力、共感力を育てることとともに、学力を育てることです。

 しかし、今は、受験のための学力を育てることだけが突出して重視され、それ以外の作文とか読書とか自由な研究や友達との交流などは後回しになる傾向があります。

 そこで、能率よく学力を育てることを目的として、基礎学力クラス、総合学力クラス、全科学力クラスを作りました。
 基礎学力クラスは、能率だけでなく、毎日の暗唱の習慣をつけるために毎週暗唱のチェックをしています。
 総合学力クラスも、毎週英文暗唱のチェックをしています。

 勉強の基本は家庭学習ですから、授業の中では、勉強の進捗状況のチェック、互いの読書や勉強の発表、確認テスト、わからなかったところの質問などをすればいいのです。
 しかも、わからなかったところの質問は、今はChatGPTでほとんどカバーすることができます。
 また、ChatGPTに相談して、勉強の計画などを作ってもらうこともできます。

 勉強は、ますます、毎日教室に通ってするようなものではなく、自分ひとりで進めて、時々教室に行けばいいというものになっているのです。
 毎日通わないと自己コントロールができないという場合は、自習室を利用することができます。

●創造発表クラス

 現在の子供たちの勉強は、吸収することが中心になっています。
 もちろん基礎学力は、吸収しなければつきません。
 しかし、吸収の目的は、吸収そのものではなく、そのあとの創造と発表です。

 子供たちの多くは、創造と発表の学習に慣れていないので、資料をまとめるだけの発表になってしまうことがよくあります。
 高校生になると「探求」の授業が出てきますが、小中学生のうちから、創造的に勉強する姿勢を作っておくことが大事です。

 この創造発表の授業についても、これからはChatGPTを使って、より個性的に取り組むことができるようになると思います。

●プログラミングクラス

 プログラミング教育は、今、大きく変わりつつあります。
 これまでは、コードを覚えることが勉強の中心でしたが、これからは何を作りたいかという目的を決めることが勉強の中心になります。

 こういう目的先行の勉強ができるようになったのは、ChatGPTがプログラミングを作ってくれるようになったからです。

 しかし、最初からすべてChatGPTに丸投げして作品を作ったとしても、その作品のほとんどがブラックボックスであっては、何も身につきません。

 テキストをもとに初歩的なコードを学び、その学んだコードを応用してChatGPTに新しいプログラムを作ってもらうという流れで勉強を進めていく必要があります。

 まだ、作ったプログラムは、みんなに発表できるようにHTML化してウェブにアップロードするというかたちで勉強を進めていきたいと思っています。


■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)

 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。

■清書の意義と方法

 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。

 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。

■清書の投稿

 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。

 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。

●小学生新聞の投稿先

■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係

●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に

 新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
 その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。

※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。


■■森リンの学年と語彙力の相関――4月18日から森リン点の調整

 4月に入ってからの作文で、年齢と語彙力の相関を調べました。(作文の数は、小6から高2までの1200字以上の作文54件)

年齢と思考語彙:0.12……弱い正の相関
年齢と知識語彙:0.75……強い正の相関
年齢と表現語彙:0.52……中程度の正の相関
年齢と経験語彙:0.20……弱い正の相関

 「強い相関」の知識語彙は、難しい言葉が使われているかどうかですから、実感としてよくわかります。

 「中程度の相関」の表現語彙は、語彙の多様性ですから、学年が上がるほど多様な語彙を使えるようになるということで、これもよくわかります。

 「弱い相関」の思考語彙は、考えながら書く言葉ですが、弱い相関なので、今後は相関の低い言葉については思考語彙からはずすなど調整したいと思います。

 「弱い相関」の経験語彙は、実際の経験をもとに書く言葉なので、学年が上がり作文の内容が説明や意見中心になると、それほど多くはならないということで弱い相関になっていると思います。

 また、今回、4月からの作文について、平均と標準偏差を集計しなおし、森リン点を修正します。
 おおまかに言えば、次のような傾向になります。
・思考点は35%上がります(これは、4月から思考語彙を個数ではなく種類数にしたためです)
・知識点は4%下がります
・表現語彙は2%下がります
・経験語彙は8%下がります

 3月までの評価は変わりません。


■■【合格速報】新潟市立高志中等教育学校

●新潟市立高志中等教育学校  S.H.さん

<担当講師より>

 入会当初より読解力を伸ばそうと問題集読書をコツコツと頑張りました。クラスでの読書紹介を通じて読書内容も変化していき、みごと合格されました。中学でも自分の意見をしっかりと持ち、視野を世界に向けて頑張ってくださいね。



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