作文を上達させるコツは、事前の準備と親子の対話
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音読で国語力がつく  2011年11月28日  No.1378
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=1378      




 言葉の森が音読という学習方法を提案してから、言葉の森のホームページを見たり、音読を取り上げた本を読んだりして、さまざまなところが国語の勉強に音読を取り入れるようになってきました。

 しかし、なぜ音読するのか、音読でどういう効果があるのかなどということがよくわからないまま、ただ声を出して読めばいいと考えている人も多いようです。

 なぜ音読をするのかというと、いちばん大事なのは、音読だから繰り返し読むことができるということです。重要なのは、同じ文章を何度も繰り返し読むことであって、その手段として音読があるのです。

 だから、黙読であっても、同じ文章を繰り返し読むことができればそれでもいいのです。しかし、大人でもそうですが、子供は特に、同じものを繰り返し読むことに飽きるものです。内容がわかっているものは、あらためて文字を追って読むことができないのです。たとえ読むとしても、斜め読みになってしまうので、それでは繰り返し読むことになりません。

 ところが、音読であれば、同じ文章であっても繰り返し読むことができます。もちろん、同じことを繰り返すというのは飽きることですから、子供は慣れてくるとふざけて読んだり早口で読んだりします。しかし、それでいいのです。何回も何回も繰り返し読んでいるうちに、その文章の一部は暗唱できるぐらいにまでなります。そこから読解力がついてくるのです。

 なぜ繰り返し読むだけで読解力がつくかというと、それは、人間にはもともと読解力があり、それが同じ文章を繰り返し読むことによって成長していくからです。

 読解力をつける勉強というと、文章の内容をこと細かに説明してもらうようなことを考える人が多いと思いますが、そうではありません。そういう知識で理解する勉強に入る前に、読解力の土台をつくる必要があります。その土台を作る力が、音読を繰り返すことなのです。

 貝原益軒のすすめる勉強法は、百字の文章を百回ずつ音読することでした。しかし、現代っ子には、さすがにここまではできません。

 そこで、言葉の森が考えた音読は、100字の文章の暗唱です。毎日10分の勉強で1ヶ月で約1000字の文章を暗唱しますが、その回数が全部でちょうど100回ぐらいになります。そして、その文章がすっかり暗唱できるようになると、それが子供たちの読解力の土台になっていくのです。
 

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