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国語の成績をよくするよりも国語の実力をつけること  2013年5月31日  No.1830
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 今日のfacebookの記事から。

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 先日、小学生の子のお母さんから電話の相談がありました。
 「塾の国語のテストの点数がすごく悪くて……」というのです。

 点数が悪くて相談をされる方に共通しているのは、ほとんどの場合そのテストの中身を見ていないことです。
 大事なのは、点数ではなく、その中身です。
 点数が悪くても笑って済ませられる場合もあるし、点数がよくても危機感を持たなければならない場合もあります。


 実は、学力とテストの成績は、最近ますます一致しなくなりました。
 先日もセンター試験対策のことを書きましたが、最初に60点の平均点ぐらいしか取れない生徒が、数時間の説明で次の週からは満点近い成績を取るようになります。
【参考記事】「受験的国語力で解くセンター試験国語」
https://www.mori7.com/an/6.html

 だから、国語の本当の学力を知るのに、いちばんあてになるのは、その子の読書と対話と作文です。
 本を読んでいて、普通に対話ができて、文章がしっかり書ければ、テストの成績はあとからどうにでもなります。

 同じことは、英語にも数学にも言えます。

 大事なことは、成績をよくすることよりも、学力の土台を作っておくことです。
 成績は、受験の前になってからよくすることを考えればいいのです。

 普段の勉強は実力をつけるための勉強、受験の前の勉強は勝負に勝つための勉強という区別をしておけば、余裕のある能率のよい生活が送れると思います。

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 それでは、国語の実力をつけるためには、どうすればいいかというと、

1、朝ご飯前の毎日の長文音読(できれば暗唱も)
2、毎日の夕方の読書10ページ以上(できれば50ページ以上)
3、課題の長文をもとにした親子の対話(できれば家族全員で)
4、毎週の作文

 そして、更に余力があれば、

5、問題集読書

です。

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