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国語は問題文に線を引いて読む  2015年12月20日  No.2500
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 国語の問題を解くときには、問題文に線を引いて読むことが大事です。
 なぜかというと、問題を見て、その確認にためにもう一度問題文を読み返すときに、線が引いてあると、その傍線の部分がきっかけになって問題文の全体像がすぐわかるからです。

 線を引く箇所は、大事なところというのではありません。大事なところというのは、一度全部を読んでみないとわからないからです。
 そうではなく、自分が直観的に面白いと思ったところ、内容がよく理解できたところです。
 つまり、主観的に線を引いておけばいいのです。

 主観的に線を引いた箇所であれば、あとで読み返すときも、その内容がすぐにわかります。
 だから、その線を引いた箇所が目印になって、文章の全体像をすぐに思い出せるのです。

 ところが、線を引くよりももっと念入りに接続詞を囲んで読むようなことまでする人がいます。
 これは、やりすぎです。

 試験というものは、ゆっくりやれればあまり差が出ないので、長い文章を短い時間で読んで答えさせる形になっています。
 線を引く場合も、この短いじ時間に合わせてすばやく引いていく必要があります。

 線を引くというのは、問題文だけでなく、選択問題の選択肢を選ぶときも同様です。
 生徒に、国語のテストを見せてもらうと、問題文も選択肢もきれいなままの人がかなりいます。
 これでは、そのテストが返されたときに、自分がどういう基準でその選択肢を選んだのか忘れてしまうので、見直しの勉強ができません。

 国語の問題は、問題文も選択肢も、線を引いて読むということを習慣にしていきましょう。

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