創造と発表の新しい学力
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読むことが苦にならない、覚えることが苦にならない、書くことが苦にならない、というのが本当の学力  2017年6月19日  No.2977
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 成績は目に見えるものなので、ついそこに関心が向きがちです。
 成績の根底にある学力は、目に見えないので後回しにされがちです。

 しかし、成績はその気になって取り組めばすぐに上がります。
 私の実感では、高校入試で3か月、大学入試でも6ヶ月あれば見違えるほど成績は上がるのです。

 では、その学力のもとになるものは何かと言うと、第一は理解力です。第二は、その理解を定着させる記憶力です。

 理解力は、難しい文章を読んだり聞いたりすることによって育ちます。
 記憶力は、長い文章を音読や暗唱で覚えることによって育ちます。
 だから、読書と対話と音読と暗唱と、それらを統合する勉強としての作文が学力を育てる基本なのです。

 理解力と記憶力は、成績には直接表れませんが、身近に接していると自ずからわかります。
 もし子供が、読むことも、覚えることも、書くこともさして苦にならないというのであれば、その子の学力は十分に育っています。

 そして、これらの勉強のほとんどは、家庭での自学自習でカバーできるのです。

▽参考記事
「家庭での自習のコツ」
https://www.mori7.com/index.php?e=2104

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
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家庭学習(92) 

 コメント欄

森川林 20170619 1 
 低学年ですごく成績がいい子というのは、実はあまり伸びないことが多いのです。
 それは、目に見える勉強に時間をかけているために、読書や対話や作文や遊びがほどほどになっているからです。
 小学生のうちは、むしろ勉強の方をほどほどにして、ほかに熱中するものをさせておく方が、本当の学力が育つのです。


nane 20170619 1 
 勉強しすぎると頭が悪くなる、というのは本当です。
 では、勉強しないと頭がよくなるかというと、もちろんそうではありません(笑)。
 勉強の目的が大学入試ぐらいまでであれば、成績がいいだけでもある程度通用しますが、その後の仕事の生活のことまで考えれば、大事なのは成績ではなく本当の学力の方なのです。

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